オバマ大統領の打ち出していたSTEM(Science, Technology, Engineering and Mathematics )教育を実践する塾の主催者の書いたこれからの教育の本。(STEMにARTを加えてSTEAMというのが最近の流行りのようですが) AIの台頭により単純事務や定型入力、判断などよりコンピュータの代用できる仕事が広がることで今までの中間層というのが消えて機械にできない創造的な仕事、機械の方がコストがかかる仕事、既得権益に守られた仕事、非定期な仕事(救急対応とか)以外は厳しい時代が来ることが予想されています。 特にAIと対立軸で考えられる風潮が多いですが重要なのはAIを使いこなして自身の能力以上のものを生み出すことなのだと言えます。 この本ではそんな時代に必要となるテクノロジーへの教育、そして必要とされる「想像力」、「表現力」、「活用力」を今までのような画一的な学歴重視の教育以外の視点を考えたもの。
学生時代までの知識偏重の状況から社会人になって(職場にもよるとは思いますが)提案力、創造力、課題解決力を求められる状況に衝撃を受ける人は少なくないと思います。まさにこう言った能力は人間の素地にかかわる部分だけに従来の教育も変わっていく必要があるのが事実。 なるべくは強制させずに子供ころから試行錯誤して夢中になる体験、心おきなく探求する体験をさせてあげることが一つのポイントになりそうです。とはいえ何でも好きにやって良いというのは人によっては向き不向きがあり、ある程度ガイドを記してあげたほうがうまくいくような場合もあることを指摘されており…人の行動の分類としてゲームをベースに3つに分類されています。
①スーパーマリオ型、②ゼルダの伝説型、③マインクラフト型 ということでゴール、進むべきルートさえ決まってしまえば、あとは勝手に突き進む、自走するスーパーマリオ型、何もヒントもない荒地を整地してオリジナルなモノを創造し続けるマインクラフト型、そして、両者の中間のゼルダの伝説型…ということである程度個性に応じた教育は必要となりそうです。 ともあれ世の中が変化し続ける限り教育も変わっていく必要があることを認識できた本でした。
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教育
なんでも個人にカスタマイズされる時代。教育もそうで、教室で全員で同じことをするより、タブレットで個々に合わせた教育でもいいのでは?と思うこともあります。
ただ、タブレットで個々に合わせたことをするより、教師が一斉授業で教えたほうが効果が高いという研究もあると何かの本にありました。
子どもがよく聞く言葉で、「なんで勉強するの?」があります。私自身も考え、いろいろな本を読みました。その中で、①「勉強できる人のほうが、人の気持ちを理解できる」、②「勉強できる人のほうが選択肢が増える。人間は選択できる幸福が、生きていることの次に重要な幸福感」という記述がありました。
子どもが発する「なぜ?」に、自分なりの答えを持ちつつ、「どうしてだとおもう?」と子ども自身にも考えさせるようにしていきたいです。
Unknown
ありがとうございます。勉強って自らしたくなったときはもう大人になっていることが多いですね・・・子供のころから口酸っぱく言われていたのですが同じ轍を踏んでしまっています。 子供には言い聞かせてはいますが果たしてどこまで響いているやら…そして親の時代の常識は通じないことを認識しておく必要はありそうです。