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NEW POWER これからの世界の「新しい力」を手に入れろ |
| クリエーター情報なし | |
| ダイヤモンド社 |
NEW POWER これからの世界の「新しい力」を手に入れろ ジェレミー・ハイマンズ (著), ヘンリー・ティムズ (著), 神崎 朗子 (翻訳)
アメリカらしいというかなんというか20世紀と21世紀で大きく世界を分けて違う世界になってきたというのを解説した本。なんといっても立役者はインターネットであり、個人が情報発信できるようになってきたと言うのが大きな変化点でそのような変化に注目してこれからのの時代におけるパワーのつかみ方、権力や影響力の生み方、使い方について、新しい考え方を紹介した本です。自信の影響力を高めるにはどうするのか、これらのNewPowerの特徴を知ったうえで活用していく必要があるというのが筆者の主張です。ただ気負つけなければいけないのがGAFAに代表されるように進歩的な企業に見えても実は昔の大企業の支配体制を場所を変えて作っているにすぎない可能性があること。本書では横軸に価値観、縦軸にモデルを配したフレームワークでこれらの企業や組織を分類しており、まずはこの分類でどこにいるのかというのを見極めていくことが利用されすぎないためのポイントとなりそうです。
ニューパワーを象徴する出来事と言えばアラブの春のような革命だけでなく、MeTooムーブメント、YouTuberなどより個人の影響力が増しているのは間違いなさそうです。ポイントは個人同士が繋がり合い、お互いに影響を持つことでさらにより多くの人を巻きこみ、大きなパワーを発揮するということ。オールドパワーが溜め込むパワーであるならば、ニューパワーはオールドパワーのような「溜め込む」性質よりは、「提供する」そして「参加させる」というところが特徴で自身が貢献できるというのがMovementを作る大きな動機になっているのだと思います。(自分が作った料理はおいしく感じるのは誰もが同じかと)
これを考えると大手のMediaの影響力というのはどんどん下がってきてしまうものだと思うのでプラットフォームつくりや質の高いコンテンツなど違った機軸での対応が必要になってくるのかと思います。
◎人が社会に参加したり、人を動かしたりする方法が変わった。
◎大規模ビジネスから映画制作まで、個人でできる範囲が際限なく広がっている。
◎オールドパワーは「少数が独占」「競争」「プロ」などが特徴。
◎ニューパワーは「多数でシェア」「コラボ」「アマ」などが特徴。
◎すべてを「徹底的に透明化」しないと、人を引き付けられなくなった。
◎ネット戦略で、誰でも実態をはるかに超えるスケールを演出できてしまう。
◎「締切」がきつく「未完成」で「負けている」ものが応援(=資金)を得られる。
◎上から「投下」するメッセージは、もはや通用しない。
◎情報を拡散したければ、「行動」欲や「つながり」欲、「アレンジ」欲に訴えること。
◎セレブより「仲間の意見」のほうが重要になっている。
NewPower vs Old Power 比較





