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”高知”県庁おもてなし課


昨日は妻の両親とともに東山動物園まで行ってきました。東山動物園は出産ラッシュでお気に入りのアジアゾウにも赤ちゃんが生まれているのですが一般公開の時間は競争率高く、少なくとも自分の身長ではお目にかかれませんでした。子供の方は肩車で見えたかも。
アジアゾウは秋にも新しい舎が完成の予定です。ゾウはスリランカ出身。

県庁おもてなし課 (角川文庫)
クリエーター情報なし
角川書店

自分は中高と土佐塾中高等学校を寮生活で過ごしたので高知県は第2の故郷になります。あの有川さんは高知県出身だったというのをこの本を読むまで知りませんでした。そんな有川さんに持ち込まれた観光特使の任務、そのレスポンスがあまりにも遅いことに業を煮やした?のがこの本が生まれるきっかけとなったようです。(文庫版あとがき記載)
ちなみに冒頭で断っているように物語はfictionですが高知県庁におもてなし課は存在します。→リンク
あらすじ導入…地方には、光がある―物語が元気にする、町、人、恋。とある県庁に突如生まれた新部署“おもてなし課”。観光立県を目指すべく、若手職員の掛水は、振興企画の一環として、地元出身の人気作家に観光特使就任を打診するが…。「バカか、あんたらは」。いきなり浴びせかけられる言葉に掛水は思い悩む―いったい何がダメなんだ!?掛水とおもてなし課の、地方活性化にかける苦しくも輝かしい日々が始まった。
ということで筆者の出身地である高知を題材とした地方活性化、振興がこの本のテーマでそこにドラマを詰め込んだ内容となっています。5/11から実写映画化されますが錦戸亮、堀北真希といった豪華キャストが採用されてます。懐かしの高知県の風景がどのように描かれているかが楽しみです。
文章はさすが有川さんといったところで方言(土佐弁)もありながら非常に読みやすいですし、本題の裏に仕込まれた恋愛劇も楽しめます。扱っているのは観光なのですがそれにもまして人間を軸としたまっとうなおもてなしが重要だということに帰着しているように感じました。
おもえば昔のようにテーマパークを作ったり施設で人を呼ぶというのはもう限界があります。規制のものではなくそれよりもそこでしかできない非日常体験をするというのが今後は観光での振興の大きなポイントになると思います。この本で取り上げているのは今はやりのグリーンツーリズムというところです。
 中学で初めて高知に来たときは右も左もわかってませんでしたが今思えばちょっとしたカルチャーショックに始まり、6年間の高知生活は非常に貴重な体験をしたと思います。仁淀川の上流や室戸岬、馬路村あたりまでは行きましたがもう少し楽しむ時間があっても良かったのかなと。高知には実家がないこともあり卒業後にはほとんど立ち寄れてません。2009年のいごっそうアクアスロン大会が最も最近となります。 個人的には高知は地形的な隔離の成果なのか坂本竜馬に代表される有名人が多いということ、歴史的な遺産も少なからず残っていること、現存するものでは日本最古、最長の路面電車、日曜市などのそして何より海、川から山まで楽しめる自然があることが何より素晴らしいところだというのがいえることで素材としては十分すぎるかと思います。この本でも指摘されてますがいかに背景にこういうものがあってこういう価値があるという物語性を作るかということは重要と思います。
直近では馬路村、梼原町あたりがもっとも成功しているあたりでしょう。高知県はほかにも馬路村の東谷望史さん、パッケージ等のデザインで有名となった梅原真さんなど役者はそろっており、地域振興のモデルケースにもなっているのかと。 3/31~フジドリームエアラインズが小牧‐高知に就航しているので少し距離も近くなったようです。また同窓会などの機会を見つけたいと思います。
高知城↓本丸が残っているのは全国唯一
高知城から見えるわが母校、天気が悪いと良く霧に包まれてました。

学生時代にたびたび利用していた路面電車
 

 

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仕事は半導体デバイス開発。 趣味としているEnduranceスポーツと 日常の出来事を綴ります。

2 Comments on “”高知”県庁おもてなし課

  1. 中高一貫校
     土佐塾中高等学校ということは中学受験をしたんですよね?私は高校受験体験組でわからないのですが、中高一貫校で一番のメリットは何でしたか?

     たけきさんは高校受験をしないほうが充実した教育には適しているという考え方ですか?

  2. Unknown
    中高一貫でも高校受験は一応ありました。(あくまで形でというのはありましたが外部組との比較はされたらしい)今考えるとメリットというのはそこまでなかったのかもしれませんが私立で先生も固定されていたので関係を長く築くことが出来、大学受験への準備がしやすかったというのがメリットとしてあったと思います。ただ高校編入組でも中高一貫組でも優秀な人は優秀でしたのでどちらが良いという一義的なことは言えませんね。 

    その人に向き不向きがあるのではないかと思います。

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