Books

デフレと超円高


もう3月末。名古屋でも明日が桜の開花予想日になりますがかなり寒い日が続きます。
今日は長良川沿いにBikeRideに行きましたが関ヶ原方面から伊吹下ろしに乗って雪が吹き付けてきました。

デフレと超円高 (講談社現代新書)
クリエーター情報なし
講談社

デフレと円高が続いています。震災によって円安に進むところか今後の保険金支払いや復興に向けてへの円の確保という意味合いなのか円高が進行しており、経済的には泣き面に蜂といった状態です。なぜデフレと円高がここまで進行するのか?自分たちのような素人にとってはデフレに関してはなんとなく納得いくものの円高に関してはファンダメンタル的に考えるとあまり納得がいかないものがありました。この本はそんな円高とデフレのなぜに対して答えを出してくれる本です。
この本が大きな原因として挙げているのは政府から独立した日銀の金融政策。 そもそものターゲット目標がインフレ方向にまったくふられていないため円高もいつまでたっても解消してくれないということになります。筆者の主張しているのは緩やかなインフレへの予想形成がまずは重要とのこと。そもそも円高は名目の金利差でなく予想インフレ率までを加味した実質の金利差で発生しているというのが大きなポイントでであるからこそデフレが進行する経済状況では円買いは収まらずいつまでたっても円高も解消できないというのが一通りの流れです。なぜ日銀がそこまでインフレを警戒しているのかはバブルの痛き思い出があり、物価の上昇で批判を矢面に受けたくないという背景がありそうです。経済は拡大していくということを前提にしている以上、後戻りは許しがたい一本道。であるからこそバブル景気やサブプライムローン問題などの一時的なひずみがどこかで起こり、爆発してしまうものなのかと思います。これからの少子化を考えるとそろそろ経済に関しても持続可能な軟着地点までを見据えた方針が必要になってくるでしょう。数では勝てないだけに日本として求められるのは今後、自らの強みを伸ばした少数精鋭のプロ集団となることだと感じています。 

Please follow and like us:

仕事は半導体デバイス開発。 趣味としているEnduranceスポーツと 日常の出来事を綴ります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です