
朝の冷え込みが目を覚ましてくれる今日この頃。
冷え込んでいる分、朝は空気も澄んでいて自転車に乗りに行くと御在所岳がきれいに見えます。
山の紅葉はそろそろ終りのようです。
あらすじ…アフリカ篇
作中の現在は1971年(昭和46年)11月13日午後(ケニア時間)より。恩地の年齢は40歳。
国民航空ナイロビ支店に勤務する恩地を中心に物語は進行する。国民航空の労働組合委員長として経営陣と対立し、カラチ~テヘラン~ナイロビの足掛け8年の左遷人事により「流刑」となった経緯と作中の現在に至るまでが、回想形式で描かれている。一方、大学の同輩であり副委員長として恩地を蔭ながら支えてきた行天は、出世街道を歩む。
御巣鷹山篇
作中の現在は1985年(昭和60年)8月12日18時24分頃(日本時間)より。恩地の年齢は54歳。
10年の左遷に耐え、日本に帰還した恩地は東京本社で閑職に就かされていた。「国航ジャンボ墜落事故」により、救援隊・遺族係となった恩地を中心に物語は進行する。一部実在者を含む遺族の姿がオムニバス形式で随所に挿入されており、他の2編とは色合いを異にする。
会長室篇
作中の現在は1985年(昭和60年)12月より。恩地の年齢は54ないしは55歳。
政府は国民航空の再建を期し、国見正之を会長に据えた新体制をスタートさせた。会長室の部長に抜擢された恩地と会長の国見を中心に物語は進行する。国民航空の腐敗体質の温床となった存在や、その背後の黒幕についても描かれている。
文庫本で5冊分という長編小説。若松節朗監督、渡辺謙主演にて映画が公開中です。
映画も3時間の長編で途中で10分の休憩があるとか。
政府による再建を進めようとしている最中での公開で波紋を呼んでいるようです。
小説自体はとても読みやすく長編であるもののテンポ良く読み進められます。
ノンフィクションに近いフィクションという作品かと思います。描き方に対しては紆余曲折
があるよう様々な議論がありますがまずは読んでみることをお勧めします。