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光の魔術師 レンブランド


先日、リニューアルした名古屋科学館でプラネタリウムなど楽しもうと思って出かけて見ましたが夏休みと言うこともあるのか開館前から大混雑で中にすら入れそうも無さそうだったため隣の名古屋市美術館へ行き先を変更。行われていたのは17世紀のオランダを代表する画家であるレンブランドの展覧会です。 今回の展示は油彩よりもレンブランドの評価を高めた銅版画にフォーカスしたないようでした恥ずかしながらレンブランドのことはまったく知りませんでしたが銅版を腐食させるエッチングと言う手法を好んで用いただけでなくエングレービングやドライポイントと言った異なる手法を組み合わせて作品を作ったとのこと。じつはこのエッチングですが半導体でも回路の配線や素子を作る際に用いる手法です。もちろん用いる道具や手法は異なりますがこういった絵画での手法が参考にされたのかと思われます。

版画に用いる紙としても和紙を価値の高いものとして用いたとのことで少なからず東インド会社を通じて伝わった日本文化と組み合わされて生み出されたものもあるようです。高級品:和紙、大衆向け:西洋紙というような使い分けもしていたようで展示でも同じ絵の紙による違いを見るもとが出来ます。 和紙は色が淡いことやにじみにより豊かになる質感に付加価値を見出したのでしょう。 貴重な銅版の原作も展示されてますがサイズはいすれも小さいものの線の濃紺や深さで全てを表現するというのは普通の絵画に増して高度な技術が必要とされるものと思います。特に難易度が高いと思われる夜景や暗い室内を描いた版画にて人気が出たと言うのは納得のいくところです。こういった陰影表現というのは絵画のでこそ味の出るもので光を極めたレンブランドはニックネームの魔術師にふさわしい画家と思います。
考えてみれば写真でも暗いところでは困難を極めます。その中で何を強調するかは人間の感性だけがなせる業なのかとおもいます。

美術館、科学館のある白川公園では百日紅が咲いてました。近所や名古屋城の周りでもきれいに咲いています。

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仕事は半導体デバイス開発。 趣味としているEnduranceスポーツと 日常の出来事を綴ります。

2 Comments on “光の魔術師 レンブランド

  1. 夢のある仕事
    画家やミュージシャンって夢のある仕事ですよね。エンジニアをやってると新製品を開発しても3年後には価格が数分の一になる世界。そう思うと1枚で数億になるかもしれないという仕事は夢があります。生きている間に評価されないと食べていけないけど。。。売るために描いているわけじゃないような気もしますが、作ったものが高く評価されるのは嬉しいことですね。

     

  2. Unknown
    評価されると言うのは認められると言うことですね。確かにそういう承認の欲求が人を動かしている部分は大きいと思います。自分もそういったものがないといくら仕事だといっても続けられないように思います。 画家とかは生きている間に評価されなかった人が多いですがそういった承認欲求に安易に妥協せずに自分の道を貫かないと革新は生まれないのかもしれません。

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