THE WEALTH LADDER 富の階段 ── 資産レベルが上がり続けるシンプルな戦略 単行本(ソフトカバー) – 2025/11/12 ニック・マジューリ (著)
以前読んだ「JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則」の筆者の書いたデータサイエンティストによる資産形成戦略の本です。この本のタイトルは50年以上の膨大なデータを分析した結果で筆者が感じてきた、「資産が増えるにつれて、お金の使い時や増やすための最適解は段階的に変化する」という知見から来ています。つまりは富は直線的ではなく、ある閾値を超えるとステージが変わる「階段」のような構造をしているということで(具体的な階段のStageは↓リンク)このステージを上に上がるためにはやり方を変えなければいけないということ。遡って言えば階段を上るためには各ステージで間違った行動を取るべきではないということです。 例えば自己投資すべきなのに投資戦略について時間を費やしたりしまってスキルアップがおろそかになるようなケース。投資と収入どちらを主とすべきかに関しては「貯蓄額(セービング)」と「投資収益(リターン)」のどちらが自身の資産形成に大きく寄与しているかというのが基準とすべきという考え方で収入が投資効果を上回っている範囲ではまず収入増やすべきとの考えです。多くの人がこのステージだとは思うのでまずは出ていくものを抑える節約よりも入ってくるものを増やすというのが最優先ということは納得いくところです。 その他、富を形成できる人の共通点として指摘されているものとしては、①「節約」よりも「収入アップ」を優先している、②資産レベルに応じて「戦略」を柔軟に変えている、③「0.01%ルール」で罪悪感なくお金を使っている、④感情ではなく「データ」と「時間」を味方にしているの4つです(↓詳細はリンク)。ともあれお金だけが人生のすべてではなくどこで満足できるかというところにかかってくるわけでお金はあくまで人生の燃料でありそれ以上でもそれ以下でもないといういうことは言えそう。自分はStage4には入ってきているものの確かにその次の階段に上るには自身で起業しないといけないのかなというところですがいろいろなものとのバランスも考えるとまずは与えられた使命を全うすることを優先したいと考えています。
1. 「節約」よりも「収入アップ」を優先している
資産が少ない初期段階(レベル1〜2)ほど、節約よりも「稼ぐ力(スキルや教育)」への投資に全振りし、「時給」や「市場価値」を上げることに最もリソースを割いている。
2. 資産レベルに応じて「戦略」を柔軟に変えている
「一度覚えた成功法則」に固執せず、自分の資産額(フェーズ)に合わせて行動をアップデート。中堅層(レベル3)まで: 株式市場への分散投資(Just Keep Buyingの精神)で着実に増やすも富裕層(レベル4以上)へ: 投資だけでは限界があることを悟り、「事業の所有」や「レバレッジ」に舵を切っていきます。
3. 「0.01%ルール」で罪悪感なくお金を使っている
お金持ちになる人は、ケチではなく自分なりの「合理的な支出基準」を持っています。「購入価格が総資産の0.01%以下なら、迷わず買う」という判断基準。 これにより、小さなお金で悩む「決断疲れ」を回避し、より重要な意思決定(仕事や大きな投資)にエネルギーを集中させます。
4. 感情ではなく「データ」と「時間」を味方にしている
長期的な視点を持っていて「一攫千金」を狙うのではなく、「一貫性」を重視。
| レベル | 名称 | 資産の目安(純資産) | 主な戦略・フォーカス |
| 1 | 生存戦略 | 1万ドル未満(約150万円〜) | 支出の最適化、借金の返済、生活基盤の確立。 |
| 2 | 教育&スキル戦略 | 1万〜10万ドル | 自己投資。収入を増やすためのスキル獲得に全振りする。 |
| 3 | 投資戦略 | 10万〜100万ドル | 株式投資・複利。労働収入を資産運用に回し、資産を加速させる。 |
| 4 | 起業戦略 | 100万〜1,000万ドル | レバレッジ。自らビジネスを持つ、または事業に深く関わり大きなリターンを狙う。 |
| 5 | 事業拡大戦略 | 1,000万ドル〜 | システム化、雇用、外部委託。自分が動かなくても回る仕組みを作る。 |
| 6 | 資産防衛戦略 | 莫大な資産 | 守り。税務、法的保護、次世代への継承。減らさないことが最優先。 |



