不安型愛着スタイル~他人の顔色に支配される人々 (光文社新書)
岡田 尊司 (著)
男性の一割五分、女性の二割が該当すると推測される愛着障害。とにかく気を使いすぎて疲れてしまう、のが特徴で人の顔色や気持ちへの敏感さ、傷つきやすさ、安心感・自己肯定感の乏しさなどが挙げられていていますが逆に自己中心的な特性に対して周りから気付かれにくいというのが盲点なのかとは思います。これだけの割合だとどのような組織であっても悩みを抱えている人が必ずいるわけで理解を深めるべきなのだと感じます。
背景にあるのはオキシトシン飢餓で何らかの理由で幼少期、特に1歳半までの愛情で育まれる受容体が育てることが出来なかったことが要因となってそうです。恐ろしいことに子の1.5歳までの受容体形成の可否は大人まで足を引っ張ってしまうとのこと。この愛情の与えられ方は全くない場合で1割で回避型の行動をとること多そう。気まぐれ、何らかの理由で愛情が注げなくなったりしまうことであれば不安型といった異なるモードが発症する可能性がありそうです。治療にはまず自身を客観視できるようにしてもらうとのこと。
元々は共感力が高いわけですが相手の立場になって考えてみるだけでなく第3者の視点に立ってみてもらうというのが出来るようになれば冷静に判断することが出来るはずというのが基本的な考え方。結局は本人が試練を乗り越えなければいけないのは変わらず、「試練が人間を成長させる」という視点で試練の克服を目指すのが基本と言えそうです。
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