最強脳 ―『スマホ脳』ハンセン先生の特別授業― アンデシュ・ハンセン (著), 久山 葉子 (翻訳)
スマホ脳でスマホが薬物的に脳に及ぼす影響を明らかにしたハンセン氏の講義を本に起こした内容(ジュニア版)。子供にとってもスマホはダメなのは分かったけど脳に逆にいいものは何なの?という疑問に答えた内容。不思議なことに脳を鍛えるのは脳トレでもゲームでもなく「運動」しかないというのがこの本の内容。この話は決して感覚で言っているわけでなく数々の研究の成果の中で導きだされたもので脳トレと言われているようなゲームやパズルのようなものはその分野での能力を鍛えることには長けているものの汎用的な脳の能力を上げる効果はなさそうです。4分運動しただけで…1時間集中力が高まる
12分ジョギングしただけで…視覚的処理能力が高まったなど
ではなぜ体の動きと脳の鍛錬が関連しているのか? 人馬一体というように人間の体が脳の動きと体の動きが高度に連携しているからということにありそうです。つまりは体をうまく動かせるようになることは(これは運動だけでなく楽器の演奏でも一緒)その分脳神経の回路の動きを鍛えることになり、それが脳の総合力そのものを鍛えることになると言えそうです。 運動で鍛えられる部位は前頭葉と前頭葉皮質の2つで最も高段の機能でそれより低段の機能も制御機能が強化されるとのこと。また幸福感=ドーパミンやエンドルフィン も出るということもわかっている事実。精神的にも強くなることが指摘されています。
また心臓がある程度ドキドキする=心拍が上がる運動が必要と指摘されてます。これはLTとかそういったきついレベルでなく60-80%程度の運動強度を短時間でも入れることがより効果を上げるとの指摘です。
脳に運動?というのはやや遠回りなような気もしますが逆に明確な効果が期待できるものは運動しかないとすれば取り入れない手はなさそうです。
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