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大人のための恐竜教室 |
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夏は恐竜の季節。それにしても日本人は怪獣の文化のせいもあるのか非常に恐竜好きの国民だと思います。博物館や科学館だけでなく、デパートなどでも恐竜の特集企画などがあったりしますし子供のおもちゃなどでも非常に多様な恐竜が登場します。これはひとえに恐竜好きの少年少女が大人になって関心が継続しているからこそなせる業でスポーツのような世代を超えた愛され方をしているからなのだと思います。であるからこそ恐竜展などでも最新の研究家かが反映されているのと同時にテーマも凝ったものが選ばれる傾向があります。おそらく恐竜の多様な名前を言えるのは日本人だけでは? そんな恐竜ですが滅びてしまったことはあるのですが学問自体は常に進化しており、「今日の常識は明日の非常識」といった風に通説は常に変動している状況です。これは滅びしまったからこそというのもあるのでしょう。なので自分が子供のころのイメージと変わってきているところがあり、子供が得る知識との食い違いが生じる可能性があります。そんなギャップを埋めてくれる一端を担ってくれそうなのがこの本。恐竜好きの評論家山田五郎さんと恐竜研究の第一人者である真鍋真さんの2人の恐竜好きの対談から最新の情報を引き出した無いようになっています。恐竜の世界、まだまだやることは残っており夢とロマンを与えてくれそうです。
恐竜に関する学説がこんなにも変わってしまう理由:
1年で50種程度の新種が見つかっているのが現状。いかんせん化石の保管状況によるものが多い+基本皮膚などの情報が無いことが多かったので化石が見つかるたびに新たな可能性が出てくるから。
恐竜の進化と現代に残るルーツ:骨盤の形によって竜盤目、鳥盤目の2つに分類。この中から竜盤目の一部が鳥として進化し絶滅を免れる。体が大きくなり過ぎなかったものが隕石衝突後の食糧難になった地球上で生き残れたポイント。進化の上では爬虫類=>恐竜=>鳥類というルーツ。爬虫類と恐竜の違いは4足歩行>2足歩行で骨盤のつくり(骨盤と大腿骨の角度が変わり、がに股でなくなった)が変わったこと、その後の自重に耐えるために一部が4足歩行に戻ることに。このことや最新の化石発掘から恐竜は前進ウロコでなく羽毛に覆われているものの方が多かったと推測される。
恐竜の発展:まずは肉食の2足歩行恐竜からスタート。この後、草食化で長い腸を収めるために巨大化、一部が4足歩行に戻ることに。これを追って草食動物を食べるために肉食動物も巨大化。絶滅の際はこの巨大化が逆にネックに。
生き残った鳥類:恐竜、鳥は白亜紀、ジュラ紀と共存していたが主に羽毛を使って効率的な羽ばたきが出来るようなってクチバシを手に入れた鳥が生き残ることになった。鳥の定義は羽ばたける翼を持っているか(翼竜はグライダー的な飛び方しかできない)、この筋肉を作るために胸骨に竜骨突起という板状の突起を有しているか。




