
Amsterdam, Netherlands: Bike Culture
もっとも世界でも自転車の活用が進んでいる国の一つがオランダだと思います。
そもそも気候風土からして自転車を利用しやすい環境(地形が平坦、年間降雨量が少ない)があるが、政策的にも自転車利用を促進する税制度があるとのこと。駅前の一等地が駐輪場にといった事例もあります。昨年にはユトレヒト中央駅に地下駐輪場が開設。同駐輪場は7500台の自転車を駐輪可能とのこと。デン・ハーグには8500台を駐輪できる新しい駐輪場が開設され、アムステルダムの中央駅近くにある駐輪場は4000台を駐輪出来るようになっています。なんと駐車場みたいな空き表示案内もあったりするのだとか。
シェアサイクル企業の台頭も自転車に乗る人たちを増やしており、オランダのシェアサイクル企業9社は、利用者に自転車をほぼどこでも駐輪できるサービスを提供。これは自転車に乗る人にとってはとても便利ですが、自転車が歩道に置かれることになるので、市当局への負担を増やすことになっているようです。ただ国として今後5年間にわたって2億2500万ユーロを投資して、自転車道や駐輪場をつくる計画がありオランダの自転車ブームの勢いはとどまることを知らない様子です。
自転車通勤に対する施策としても以下のようなことをして50%程度まで自転車通勤比率が上がっているようです。①雇用者が自転車の購入費用を払い、従業員の所得から購入費用を差し引く。この場合、従業員は749ユーロまで所得税を支払う必要がなく、従業員に対する利益供与になる。②雇用者が自転車購入費用を支払い、
その所有権を保持したまま、従業員に貸与する。この場合、自転車購入費用が749ユーロ以下であれば、課税されない。
車に対する優遇を考えるのであればはるかに効率的なものだとは思います。日本の狭い道路事情考えると中々、真似がすべてできるわけではありませんがそもそも道路で自転車の居場所が無い状況から解消し始めてほしいと強く思います。



