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文武両脳の習慣


GW突入も今年は子供も小さいこともあり、大きな予定は無し。

世界的脳外科医・林成之先生の「文武両脳」の育て方 (eduコミユニケーションMOOK)
クリエーター情報なし
小学館

雑誌「edu」に掲載された内容を別冊として焼き直したもの。Amazonで買ったので気づかなかったのですが実はサイズは大きくA4の雑誌のサイズです。完全な本ではないので店頭にあったらおそらく目には入らなかったかもしれません。脳神経外科医の林先生の本ですが以前も読んだことあり「子どもの才能は3歳、7歳、10歳で決まる!」そこでは
3歳までは脳の細胞が増え続ける時期なので詰め込みを避ける。本能を磨く。
3-7歳は不要な細胞が減っていく時期(間引き現象)なので悪い習慣をやめさせる
7-10歳は脳の回路が発達し始める時期なので本格的に学習を進める。特に自己報酬系の発達が進むので意欲を大事にして自主的に取り組む姿勢を育む。
と言う流れが開設されていましたがこの本は基本的にはその話をベースにしています。
文武両脳というのは脳の働きが勉強・スポーツ双方に効くというところから来ており特に全国的にも文武両道な県として知られる福井県が取り上げられています。

まずFocusしているのは心が伝わる脳を作るための心の動機発火。同期発火は神経細胞が信号を伝達する際の伝達のことを指しますがその同期発火を子供と同時に起こすようにするというのがポイント。「子供が好き」「共通の目標を持つ」「子どもの能に入る=共感する」「子どもを尊敬する」という点。これは親視点ではなくこども視点に如何に食い込めるかというところなのでしょう。

それを踏まえたうえで脳の本能に逆らわないで子育てを勧めるが良いというのが要旨です。
本能というのは
「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」という点で
ここから派生する後天的本能として
・自分を守りたい:自己保存の本能
・筋が通ったものバランスを好む:統一・一貫性の本能
・世のため・人のために頑張りたい:欲望という本能
ただ世の中は他者との関係で決まるのでこれに加え
・違いを認め、共に生きていきたい:共生の本能
というのが挙げられている点です。
これを踏まえて脳を育てる習慣というかやってはいけないことが7つ記されています。
それぞれ脳の各部署に効く内容
1.叱りっぱなしにせずフォローする 自己保存の壁を乗り越え子どもに響かせる 
  >脳神経細胞 
2.先生の悪口は言わない 前向きな感情で理解力を高める
  >A10神経群
3.あとでやるからを許さない 決断実行を早める訓練をする 計画を立てさせる
  >前頭前野
4.親が先回りして口出ししない 自分から進んでやる気持ちを育てる
  >自己報酬神経群
5.子どもの話を聞き流さない 前向きに新しいアイディアを生み出す力を育む
  >ダイナミックセンターコア
6.子供の失敗を責めない  他者の意見を取り入れる姿勢を見せる
 >ダイナミックセンターコア
7.大体できたよ を認めない 中途半端に終わると事項報酬系の作用が止まる
 >海馬回 リンビック
具体的なお悩み相談「言うことを聞かない」「都合がいいように解釈する」
といった内容やチェックリストなどもついていてわかりやすい内容かと思います。
わかっていても実践できないのが子育てのむずかしさなんでしょうが結局は親の姿勢や頑張りというのを子供はある程度、反映して居るものなのだとは思います。それを間違った方向に向かわせないというのが大切なのでしょう。この本を読んでいろいろできていないことに罪悪感は覚えましたが少しでも努力したいと思います。
 

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仕事は半導体デバイス開発。 趣味としているEnduranceスポーツと 日常の出来事を綴ります。

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