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太古のDNAが明かす生命進化


名古屋は今週末が花見のピークとなりそうです。
いつもの庄内緑地公園に行ってきましたが天気も良く、気温もそれなりで楽しめました。

化石の分子生物学――生命進化の謎を解く (講談社現代新書)
クリエーター情報なし
講談社

 ジュラシックパークが公開されたとき本当にこんな未来が来るのかもとすこしわくわくしましたがそんな想像の世界そして化石からわかる生物の進化の痕跡の研究がどこまで来ているのかというのを専門的な視点で解きほぐした本です。 ジュラシックパークでは琥珀に閉じ込められた恐竜の血を吸った蚊からDNAが採取され、恐竜が再生されたという話でした。で現実的にそれが可能かというとまだ追従できる形で成功した人はいないというところですが原理的には不可能では無く実際に恐竜が生きていた6万5千年前をはるかに上回る一億2千年前のゾウムシのような昆虫ではDNA採取に成功した例も知られています。ただもともと残っているDNAの損傷が激しいうえにDNAの外部からの混入があり、再現性がないというのが大きな問題でさらにDNAが完全に復元できたとしても生物として複製できるかということ、可能だったとしても倫理的な問題があると思われます。 ただこちらの方はタンパク質などの有機物の網の配列から探る手法も残されており、引き続きロマンを探る研究は続きそうです。
その他にも
・絶滅したネアンデルタール人のDNAは現代人に残っているのか
・ルイ17世は本当に死亡したのか
・縄文人のルーツは?
というようなテーマについてDNAの解析手法の進化を含め学べる内容となっています。
特に骨からDNAが解析できるようになっていたというのは知りませんでした。これを可能にしたのがPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)法とのことで一気にこの化石分子生物学という分野が花開く結果になったとのことです。
特に日本人として気になるのは大陸から来た弥生人に対する縄文人の分布がどうだったかということですがDNAの調査では北海道を除く南北に広く分布していたようです。もともと南方系という話もあったのですが
自分のDNAもいつか生きていた証として解析されることがあるかもしれないと思うと不思議な気分です。 
 

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仕事は半導体デバイス開発。 趣味としているEnduranceスポーツと 日常の出来事を綴ります。

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