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悩める葦へ

 

人はどう悩むのか (講談社現代新書 2755) 新書 – 2024/9/19 久坂部 羊 (著)

高齢者治療の関わってきて患者の死ぬ前の悩みに直面して来た立場から描いた悩みへ準備本。ライフステージに分けてこのような悩みが出てくるという事例を自身の経験も踏まえながら記されています。特徴的なのは高齢者側の方から子供の方に時系列としては逆に進行していく点です。こう見ると人生というのは悩みだらけ。自分も振り返れば人生の各ステージでの悩みというのは今となってはそこまで深刻に考えなくても良かったのに…と思えるものが多いのですが常に悩みと向き合ってきたことを思い出しました。 特に小学生のころはあまり自信が持てるものが無くひたすらダメな方に進んでいってしまいましたが中学から大きく生活環境が変わってそこで仕切り直せた感があります。 この本を読むと人間は「考える葦」というよりは「悩める葦」なのかもしれないと思ってしまうのですがまだ経験していない死ぬ前の高齢者の悩みなども踏まえるとやはり過剰な欲を持つということが不幸になる一端なのだということがわかります。小欲知足でありのままを受け入れて他人と比較しない人生を生きるというのが最も良いのだなということに気づかされます。 そのためにまずは健康であることが第一。そして健康であることをいかして自己研鑽に務めるというのが何より幸せなことなんだと改めて思わされた内容でした。
 
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仕事は半導体デバイス開発。 趣味としているEnduranceスポーツと 日常の出来事を綴ります。

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