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蔦重の切り開いたもの

 
蔦屋重三郎と江戸のアートがわかる本 (KAWADE夢文庫 K 1206) 文庫 – 2024/9/12
 大河ドラマにすっかりはまってしまっていますが補助としてこの本も読んでみました。あまり中身を見ずに選んでしまったのですが歴史ライターの合作で出されている内容でタイトルからもっと浮世絵と過に特化した内容かと思っていたのでやや拍子抜けでしたが蔦屋重三郎の生きた時代背景と人生、成し遂げたことを俯瞰してみるには良い本でした。 このころはメディアと言えば出版物しかなかったので吉原のガイドブックに始まり、浮世絵として作家の発掘とプロデュース、役者や美人画といった分野の発展に貢献。出版でも江戸出版業界を全国区に広げることに繋がっていきます。またジャンルとしても狂歌の開拓と浮世絵との組み合わせ、浄瑠璃、コミックのルーツともなる黄表紙や洒落本など江戸の文化興隆に与えた影響は大きいところです。蔦重が原稿料を山東京伝に支払ったのが日本では初めてのことだったというのは知りませんでした。今となっては専業作家は普通ですがもの書きという職業が生まれるきっかけを作ったようです。
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仕事は半導体デバイス開発。 趣味としているEnduranceスポーツと 日常の出来事を綴ります。

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