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ホワイトカラー消滅の時代にどう生きるか

 ホワイトカラー消滅 私たちは働き方をどう変えるべきか 冨山 和彦 (著)
 
廃藩置県、大政奉還、秩禄処分で職を失った武士の中には落伍するものもいれば機をとらえて成功するものもいたと言いますが今まさに社会の主流だったホワイトカラーが直面しようとしているのはそんな事態で筆者はその変化をローカツ経済圏の人不足を補う構造変換(アドバンスド・エッセンシャルワーカーへの転換)を行うことで解決することを提案しています。
 まず指摘されているのがグローバル経済圏にさらされるホワイトカラーの人余り。おもにDX,AIでの効率化でいわゆる部下仕事は縮小し、経営職やクリエイティブな仕事しか残らなくなるという流れです。一方でローカル経済圏では人口の減少に伴い深刻な人不足が課題となっています。余ったところから足りないところに回すというのは当然のことですがその中でローカル経済圏の生産性の向上、待遇の向上なども合わせて行っていくというのがポイントです。
 日本が真っ向からGAFAMのような企業と対決することはなかなか厳しいということを考えると日本が得意としている「ややこしい」すり合わせが残る分野で勝っていく=複雑化が残る領域で勝ちに行く戦略というのがこれからのポイントになりそうです。
 自分が新卒のころと比較すると人手不足がローカルでも発生する一方、ホワイトカラーの労働市場も否応なしに変化の圧力がかかっているのが実情。自身のキャリアの考え方についても考えさせられた本でした。
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仕事は半導体デバイス開発。 趣味としているEnduranceスポーツと 日常の出来事を綴ります。

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