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脳はデジタルで堕落する

 デジタル脳クライシス――AI時代をどう生きるか (朝日新書) 新書 酒井 邦嘉 (著)
デジタル機器の普及で手書きで書くということは極端に少なくなってきたのですがそういったデジタル機器が与える変化が脳に与える影響について注目した本。デジタル機器の危険性についてはあらゆる方面で警鐘が鳴らされているが改めてタブレット、スマートフォンに対する付き合い方に考えさせられる内容でした。脳が創造的であるためにはやはりデジタル機器はあまり望ましくなさそうです。脳を鍛えるという観点では適度な刺激を与え続けることが必要とのことで意識的に紙媒体に触れていくことが良さそうです。
・検索文化により問題が棚上げされることが少なくなり創造力の低下につながっている。
・さらに生成AIの普及は陣減自身の持つ創造力を下げ、直接的な対話を減らし、会話力自体も退化させてしまう懸念がある。
・キーボードと手書きの比較でもキーボードでは考えながら要約して書き留める能力は鍛えられない。記憶の定着にも影響が出る。
・読むほうも同じで紙の媒体で読んだ方がその後のアウトプットに対して影響が出る(より記憶に残りやすくその後、創造力を働かせてアウトプットを出す際に差がつく)
・ロンドンのタクシー運転手の灰白質が大きくなるように脳もトレーニングにより鍛えられる。デジタル環境に頼るのでなく意識的に紙媒体を活用して脳を継続的に鍛えることが重要。
・人間の行動は基本的にマルチタスクが少なからず存在する。(運動などは最たる例)決してマルチタスクは悪ではない。当然ながら脳に対して負荷になるが適度であれば刺激という観点で重要でむしろ鍛えるべきは選択力。
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仕事は半導体デバイス開発。 趣味としているEnduranceスポーツと 日常の出来事を綴ります。

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