ヒトが繫栄するためには老いることが必要だった!

なぜヒトだけが老いるのか (講談社現代新書) 小林武彦 講談社  なぜヒトだけが老いるのか (講談社現代新書) 小林武彦 (著)  まさに先進国を中心に発生している人間の老後問題は人間そのものに老後が必要だったというパラドックスを示してくれる本。そもそも老化現象というのは人間にとって集団で暮らしていくために必要な術だったからこそ進化の過程で発現したものだというのが生物学的に分析した結論。人間は寿命としては40%が老後に当たるとのことで生物の中でもそもそも老化しながら永らえるというのは唯一無二に近いとのこと。こそれでもなお老後を発展させるように動いたのはシニアが居る集団が知恵の継承や育児といった役割分担の観点で有利であったことが指摘されています。ただ医療技術の進化、社会構造の変化によりだんだんと寿命も延びては来ているものの、社会全体としてシニアを完全には生かし切れていない過渡期にあるというのが今の状態だと思います。人生100年時代ともいわれますがいかにシニア層も含めて社会全体を発展させていくかが今後のKeyになるかと思います。社会構造が変わるのはなかなか簡単ではないですが健康で働ける寿命というのはますます長くなっていくかと思うのでシニア層に入った際に自身に生きる道が見定められるようになれば良いのかとは思います。筆者の推奨する老後とは ①元気なときには、本能のおもむくままにやりたいことをやり②老いを感じ始めたら、少しずつ中心を自分から周りに広げて➂「シニア」になり、無理のない範囲で公共に尽くし④最後は惜しまれて天寿を全うしてピンピンコロリと死んでいく というものでした。今後、いつまで仕事をさせてもらえるかというのはありますが自分としては願わくば死ぬ直前まで仕事をしていたい、そうでなくとも何か役に立てるようなことはしたいと思うところです。そのためにも健康寿命は伸ばしておく必要はあると感じてます。 Please follow and like us: