冒険の書 AI時代のアンラーニング 孫 泰蔵 (著), あけたらしろめ (イラスト)
努力して勉強して良い学校に行って能力を身に着けて社会に貢献する。そういった王道ともいえる道筋を疑ってみるきっかけになる本です。教育という制度が作られてきた背景から振り返って今の時代がどのように変わろうとしているか?=もはや能力というのはだんだんとAIに置き換わりつつあり、人間としては答えの無い課題に取り組む必要がでてきているということを踏まえ、従来の教育の担ってきた役割を「資本主義の社会の一員として必要な資源、能力を身に着ける場」から「自分が社会を変えるために行く場所」にしていくべきだというのが主張。よりInputよりもOutputを重視すべき場所になるべきだということだと思います。今でも小学校から中高、そして大学まではInput側で大学院からはOutputだったなあと思うのですがよりそれを下に拡張していくかんじでしょうか。 筆者の主張も非常に納得行きますし学歴で社会的能力が決まっていない、学力はあくまで1側面でしかないというのはよくわかります。ただ新たな視点を生み出すときに既存のものの背景というのはある程度は分かっていなければいけないのでそこの役割は教育がまだまだ果たすべきなのかなあとは思います。もちろん今のように画一的である必要はなくオンラインなど含めた学びでも成り立ってくるのでしょうが。 ということで具体的にどうするのかという点に関してはまだモヤっとしては居るのですがこの視点は大人にも重要だというのは言うまでもないこと。学歴だけで人生が決まるわけでもないしまた数十年のうちに教育に関しては大きく変わっていくのだろうと感じています。そういった観点で自分の子供には何をさせるべきか…正直正解は無いのですがいろいろな視点は伝えて一緒に悩んでいきたいと思います。
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