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40歳からの健康寿命延伸策

40歳からの予防医学――医者が教える「病気にならない知識と習慣74」 森 勇磨  (著)
 お医者さんのまとめた論文ベースで根拠のあるデータを基にした健康本。非常によくまとめられた内容で気を付けるべき体のサイン、がんの具体的な予防策、食事術、生活習慣、メンタルケア、病気になってからのケアなどに分けて記されており、これだけの内容が集約されているのに驚きました。根拠のある医療ということでEBM(Evidence based Medicine)が重要視されていますが本書はEvi一辺倒でなくNBM(Narrative based Medicine)=患者の物語=人生を重要視した医療の考え方まで包括した内容になっているということもあり、単なる事実の羅列でなく納得し、実践しやすい内容になっています。また年齢別やるべきリストなどのおまけつき。40歳に足を突っ込んでいってますがますます健康第一となるのでこの内容を頭に入れながら生活習慣と食事のケアをしていこうと思います。ともあれEBMは統計的なデータを基にしているので自身として合うのか合わないのかは自分の体とも向き合う必要はあります。ただ標準としてどういうことが必要とされているかに向き合うことは必要だと感じます。
 以下主要なところ
◆体の指標に対する考え方
・血圧 120以下が素晴らしい、130以上が危険
・HbA1c 5.6以下に保ち糖尿病リスクを下げたい
・LDL/HDLコレステロール=140㎎以下/40㎎以上
・尿酸値 7以下、プリン体は400㎎/日以下
◆やめたほうが良い検査
・脳ドック
・前立腺がん向けPSA検査
・腫瘍マーカー
◆食事術一つの効果に頼るのでなく総合的に満たせればOK
・長寿命に効く地中海食の要素を取り入れる=全粒穀類、オリーブオイル、ナッツ、ワインなど
・加工肉(ハム/ソーセージ類)、赤身肉は発がん性あり 魚や白身肉の鶏肉の方が望ましい。
・じゃがいもは体に良いデータはなく野菜とは系統が異なる
・マーガリンはトランス脂肪酸含有で取りすぎは危険
・コーヒー、紅茶、緑茶、ウーロン茶はいずれも良い
・熱い飲み物は食道がんのリスクを上げる
・砂糖の入っている飲み物は血糖値の急上昇を招くので危険
・サプリメントで効果があること証明されたのはオメガ3脂肪酸と葉酸
◆生活習慣
・血糖値の急激上昇を抑える=野菜から食べる、ゆっくり食べる、満腹まで食べない
・貧乏ゆすりは血流停滞に効果あり
・1日8000歩以上の歩行が健康維持の目安、脳トレは根拠なし
・睡眠は統計的には7時間がベスト、40分以上の昼寝は良いことなし
・1日15分でも太陽に当たりビタミンD形成することが骨密度のために重要
・サウナでの脱水は肝臓にとって危険
・たばこは吸うこと自体が病気
・残業は統計的には55時間以上はメンタル危険ゾーン
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仕事は半導体デバイス開発。 趣味としているEnduranceスポーツと 日常の出来事を綴ります。

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