プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる 尾原和啓 (著)
モノ余りの時代、そして情報が一瞬で伝搬する世の中になってますますものが売るのが難しいようになってきたように思います。今求められているのは共感できる商品ということで商品を作り上げるところまでも明らかにして(発信して)モノを売り込んでいくという価値の比重の変化を着目した本です。確かに以前のようなブランド信仰というのは特に若い世代を中心に崩れ始めています。それだけ製品の品質自体が底上げしているので以前のようにブランド品だから長く持つとかいうこともなく、機能性に関しても差分をつけるのは難しくなってきてブランドが単なる見栄になりつつあるということなのかと。 そこで注目されているのがプロセス自体に価値を持たせ、消費者と供給者が一緒に製品を作り上げていくというプロセスを開示してしまい「共感」する「物語」を一緒に作り出すことでものを売り込むという戦略です。正直なところモノを売るというのが相当難しく、こういったことでファンを作るようなことをしないと売り込めないというのもあるのかとは思いますがある意味本質的な価値が提供できなければ(共感されなければ)逆効果になってしまうである意味、諸刃の剣かなと感じます。
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