Books

組織としての心理学

 

武器としての組織心理学  山浦一保 (著)

組織としての力をいかんなく発揮するために形作る人間関係にFocusを当てていかにうまく回すかを分析した本。主に「妬み」「温度差」「不満」「権力」「信用(不信感)」の5大ポイントに絞って研究結果などを引用しながらあるべき姿について解説されてます。大学までは個人or指導教官との共同作業というのがほとんどだったのに対して会社では非常に多くの人がかかわって1つの目標に向かうというのがある意味衝撃的だったことを覚えています。組織が人からなっている以上、その中の人間関係で人の足し算になるのか、掛け算になるのかはたまた乗数効果が得られるのかが大きく変わってくることを肌で感じてきたのでなかなか参考になる本でした。以下5項目について;
「妬み」:妬みは良い方向に働けば高みを目指すためのモチベーションになる。妬みの中和には妬み相手先と異なる役割で際だたせるのが効果的。妬む人、妬まれる人が一緒に手を組んだ場合はうまくいけば想定以上の成果が出せる可能性がある。
「温度差」:あいさつ、ベクトルをそろえる、意味のある情報共有、人間関係の凹凸(上司との人間関係など)を埋めることの4つで意識の差をそろえることが重要。離れていても上司が影響を与えることがしばしばあり、適度な距離感が必要。
「不満」:不満はやる気の裏返し、うまく利用すれば組織の成長に役立つ。有効活用するには不満を言える息抜き環境を作ることとほめることと褒めること。
「権力」:権力を持てば持つほど利他的になる。常に内省することで相手の立場に立つことを意識する。
「信用(不信感)」:信頼は築くのは難しいものの失うのは一瞬。修復するには誤るor相談を持ち掛けるなどが有効。
Please follow and like us:

仕事は半導体デバイス開発。 趣味としているEnduranceスポーツと 日常の出来事を綴ります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です