多様性の科学 画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織 マシュー・サイド (著)
失敗の科学を書いたマシューさんが書いた組織論。その題目のようにいかに組織に多様性が重要であることを豊富な事例(9.11でのC I A、Googleによる管理職廃止の失敗、1996年 エベレスト大量遭難事件、ダイエッ ト)などから明らかにした本です。この本で取り上げる多様性は主に考え方の多様性の方です。
多様性が必要とされる根本理由は「全体は部分の総和に勝る」つまりは集合が個人で成し遂げる成果よりもはるかに高いからということになります。そもそも問題が単純でなくなっているが故に多方向からの視点が必要になるわけです。それ以外にも以下のような多様性を支持するTopicsあり。
●同調行動は盲点を生む…CIAが極端にBackGroundがそろった組織だったために9.11を防げなかった事例が紹介されてます。
エコチェンバー現象(同じ意見同士で会話を繰り返すと特定の信念が強くなり過ぎてしまうこと)に注意。
●多様性を育てるリーダー…同調行動を誘導しないリーダーが適切>支配型ヒエラルキーではなく、尊敬型ヒエラルキーの重要性。
自らの行動で尊敬を集める(チームがポジティブになる。人を助けることで相手だけでなく自分にもプラスになる)
●Taker vs Giverの優位性…他人からの吸い取りを基本とするTakerは短期ではGiverに勝るが、長期では負けてしまう。
∵Giverは与えるから与えられることでネットワークを広げ、集合知で戦えるようになるため
エコチェンバー現象(同じ意見同士で会話を繰り返すと特定の信念が強くなり過ぎてしまうこと)に注意。
●多様性を育てるリーダー…同調行動を誘導しないリーダーが適切>支配型ヒエラルキーではなく、尊敬型ヒエラルキーの重要性。
自らの行動で尊敬を集める(チームがポジティブになる。人を助けることで相手だけでなく自分にもプラスになる)
●Taker vs Giverの優位性…他人からの吸い取りを基本とするTakerは短期ではGiverに勝るが、長期では負けてしまう。
∵Giverは与えるから与えられることでネットワークを広げ、集合知で戦えるようになるため
ただ多様性を許容すると言葉でいうのは簡単ですが文化として巣食ったものを変えていくというのは簡単ではないということが指摘されています。いわゆる専門家集団というのはポジティブに一見聞こえますが方向性間違えれば危険なわけです。この本にも書かれているように
・無意識のバイアスを取り除く
・多様な(反逆者の)意見も取り入れることのできる仕組みを作る
・まず自身がGiverになり、Giverに染めていく
といったということがポイントになるでしょう。
といったということがポイントになるでしょう。
インターネットが広がり、今までよりも交流の幅が広がると思ってしまいがちですが結果は逆のようであらゆる「おすすめ」、検索結果やバナーなど自己の嗜好に沿ったものが選ばれてしまうせいでより思想が傾倒しやすい=タコつぼになる方向に向かってしまっていることも良く言われる話です。変な先入観を持たずにいろいろなことに軽く挑戦してみるという意外性を楽しむことが重要なのだと思います。
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