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正解のない世界の見方

 美術に必要なのは背景にある知識で解釈をつけることだと思ってしまうところがありますがこの本はそんな敷居の高いと感じてしまう美術の世界に対する見方を360度変えてしまうような内容です。中高での美術の授業を基に書かれた本ということもあり非常にわかりやすく、引き寄せられる内容になっていると思います。紹介されている美術品はわずかですが一つ一つが大きな見方を変えるポイントになっています。ただ一部、職人としての仕事を揶揄するようなところもあり少しそこらへんは賛否両論はありそうです。ただアート思考=「常識や正解にとらわれず、自分の興味や関心を元にした、自分なりのものの見方で自分なりの探求をする」 という定義なのだとすると導入には良いきっかけで自身もいろいろ知識を持って絵画を「解釈」し「正解」を見つけようとしていましたが・・・それが根本から間違っていていたことに気付きました。これからますます「創造力」がある人が求められるのは間違いなくもの視点を変えてみたいということであればおすすめの本です。
 
・リアルからの解放:アンリ・マティス【緑の筋のあるマティス夫人の肖像
          パブロ・ピカソ【アビニヨンの娘たち】
・対象物からの解放:アンディー・ウォーホル【ブリロ・ボックス】
・視覚からの解放:  ワシリー・カンディンスキー【コンポジションⅦ】
・イメージからの解放:ジャクソン・ポロック【ナンバーⅠA】
・アートの枠組みからの解放 :マルセル・デュシャン【泉】
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仕事は半導体デバイス開発。 趣味としているEnduranceスポーツと 日常の出来事を綴ります。

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