
災害列島いや災害のデパートといっても良い日本。毎年どこかで大きな災害が起こっているのは記憶に新しいところです。よくもまあここまで災害のある場所に頑張って住んでいるなあとも思わずにはいられませんが地形自体は人間が暮らしてきたよりもはるかに長い時間をかけて積み上げてきたもの。まさに地形の記憶を分析した本です。
日本は国土もさほど広くなく山ー海のあいだも狭く平野というのは限られているうえに多くの平地はいわゆる土砂の堆積によってできた場所になっています。さらに大阪や東京、名古屋などは埋め立てを進めることによってさらにさらに土地を増やしてきましたがその分災害への弱さという安全とは背反する事実を抱えてしまってきました。また治水自体は昔から進められてきたのですが連続堤防がここまで整備された近年でさえ毎年のように洪水災害が起きることを考えるとなかなか自然が人間に抵抗しようとするのは限界があるというのがこの本を見るとわかります。 昔の人は氾濫する場所は宅地にはせず農業用地にしてお城などは台地に築くなどある意味工夫が重ねられた土地の利用をしてきましたが今になると治水をしていることもあり、ばらつきは根本に立ちかえる必要がありそうです。自分の住む濃尾平野は全国でも初めてハザードマップが出来た地域で木曽三川周辺を中心に最も治水には苦労して来た領域にはなります。常に教訓は忘れずに暮らしていければと思います。
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