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デュアルキャリア・カップルの幸福論

  
DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー (デュアルキャリア・カップルの幸福論) 
 日本でも共働きは年々増え続けており、平成9年には共働き世帯の方が多数派に。平成29年の統計だと共働き/片働き=1188/644万世帯とのことなので概ね2:1の割合まで右肩上がりで増加してきてます。社会もだんだんと変わりつつはありますがまだまだ制度面でも追いついていないのが現状です。
 子育ては介護よりはある程度先が見通せる感はありますがそれでも上昇志向のキャリアと子育てを両立することは簡単でなく…本書は日本ではありませんが113組のカップルを6年間追跡した分析が寄稿されています。大きな転換点として挙げられていたのは以下のの3点、ここら辺はいかに会話して乗り切るかというところに尽きるように思います。あとこれらの変換点で考え方も変わってくることも多くあるはず。
①~30代カップルのキャリアの両立についての認識合わせ・・・幸福、満足感に対する価値観、どこまで許せるかという境界線、判断の崖となる不安材料
②40代~自身の再構築の共有・・・改めてやりたいことを再定義とパートナーとの共有
③50代~喪失感とチャンス 人生の後半で果たすべき役割が変わった時の見直し
 
まだ仕事をしている人たちがいるのに帰らなくてはいけないとか育児と仕事上での役割の2者択一が迫られる場合の葛藤といったアイデンティティの問題はだれもが感じることなのかとは思います。少しでも低減するために…
・切り替えのリハーサルをしていく
・予定表で先を見通せるようにしておく
・フレーミング(優先事項、熱意、コミットメント、次のStep)をしておく
・今日と20年後の2つの時間軸で考える
・自己像を再考し、改変する 
自身の共働き10年の経験上からもあまり悩みは抱え込まずに共有したほうが良いというのと少ない時間しか取れないとすればそれを集中できるとしてポジティブに考えていくのしかないと思います。またコロナウイルスの影響もありどこでも働ける制度というのも一気に加速して整備されてきそうではあるのでうまく使っていくのが良いのでしょう。 キャリアという面で考えると地位によっていられる幸福感というのはそもそも長続きはしないようです。むしろ自身で道を切り開くという主体性や社会とのつながりが多いこと、視野が広い=楽観的になれることで得られる幸せの方が創造性といった面で+になることが多いですし仕事/育児の二者択一だけの考え方に陥る可能性も下がるのだと考えられるので・・・ とにかく仕事を頑張りたいという気持ちを生かすためにも幸福になれる環境づくりが重要なのだと改めて思いました。であるからこそマネージャーの役割はメリハリつけながらいかに気持ちよく働いてもらえる環境を作るかということなのだと思います。
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仕事は半導体デバイス開発。 趣味としているEnduranceスポーツと 日常の出来事を綴ります。

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