
面白いとは何か? 面白く生きるには? 森 博嗣 (著)
面白いという言葉。言葉からも情景が想像できそうな分かりやすい言葉ではありますが以外にも奥が深いように思います。面白さというのは数値で表すものではなく感覚的なものであるがゆえにこうしたらこうなるという因果関係はなかなか作りにくくであるからこそ逆に面白いということが言えるのかもしれません。この本はそんな「面白さ」が何からできているのかというのを分析した本。前半は面白さ、後半は面白く生きるにはという人生指南になっています。
面白さといっても可笑しい、夢中になれる、珍しい、趣がある、気持ちが良いといった意味でも使われるのでいろいろな局面で出てくる言葉ですが面白さというのなんかしらその人にとっての新しものからできているということを指摘されています。新しいものが興味深い、考えさせられる、気づかされる、役に立つという感覚が原動力になっていて人間としてモチベーションが沸く、元気になれる、自分が成長できると感じられたときに面白いというのを感じられるようにできているようです。 現代だと「共感できる」というのもひとつの考え方ですが本質的なものではなく結局自分はどう感じるのかというところに帰結する様子。結局、自分が面白いというのは自己完結するものなのだということが指摘されています。
とすると面白く生きるにはどうすればよいのか? 結局、人から与えられた楽しみは、長続きはしないので、自分自身の中から見つけ出して楽しむのがいいというののが筆者の指摘。楽しみを得るための推進力は、孤独の中で自身と向かういあうこと、新たなものに挑戦しながら成長や発見が常にある人生を過ごすというのが大きなポイントになりそうです。 孤独と面白さ、まったく関連性がないように思えますが実は面白さの原点は孤独にあるというのに気づかされる本です。
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