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戦国武将の経営術

 
戦国武将に学ぶ「必勝マネー術」橋場 日月 (著)
 戦国時代は歴史の中でも人気がありますがそれは下剋上で何が起こるかわからないほどの不安定さ=ある意味ゲーム性との引き換えでもあったわけで当事者からいうと必死であったことは間違いないことかと思います。そんな戦国武将の台所はどうだったのか? 金の切れ目は縁の切れ目ではありませんが人気だけで戦いができるわけではないので戦うための兵の手当や武器の購入等々、莫大な必要経費 の資金戦略というのが非常に重要になっていたというのがこの本を読むとわかります。内容としては「Wedge」に連載されているものを再編集したもの。信長、信玄、謙信、秀吉、家康など名高い12の武将の経営術(マネー術)が学べる内容になっています。
 織田信長の厳しい成果主義でのブラック企業ぶりや課税で民衆を締め付けた武田信玄、押貸での資金作りで成果を上げた明智光秀などえげつないものが多いのですがその中でもこれはと思ったのは伊達政宗。人口集中により米不足が発生した江戸への米売却での資金作り=廻米制 これで年間10億の資金を手にすることが出来たとのこと。さらには市場に銅銭をわざと流通させておコメの値段を上げる工作も実施したとのことでまさに需要と共有を掴んだまさにマネーの竜といってもよい存在でした。それ以外には敏腕経営者と思ったのは石田三成。河原の雑草:萩の刈り取り料を軍資金にするマネー術や前述の伊達政宗のようなお米の相場の安いところから高いところに横流しをして転送して利益を得る資金術、そして洪水を米の備蓄米の俵で防ぐ機転を見せるなどメリハリのしっかりした人物であったようです。
 
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仕事は半導体デバイス開発。 趣味としているEnduranceスポーツと 日常の出来事を綴ります。

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