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イオン風で飛ぶSolid State Plane


Ion drive: The first flight

21日のNatureの論文で世界初の“ソリッドステートな”(固体状態の)航空機が、“イオン風”を生成して可動部品まったくなしで飛ぶことに成功したことが発表されています。このイオンの推進エンジンというのははやぶさのような惑星探査の長距離移動の実績はあるのですが常温、常圧での環境の成功は新たな一歩かと思います。幅16feet(約5m)の複葉式グライダーのような機体ですが、翼に仕込んだワイヤに4万ボルトという高電圧を印加することで空気分子をイオン化し、翼の後方にあるマイナス電極に向かう気流を発生させ推進力を得るとのこと。
 
単純な原理では、陰電気で荷電した強力な電源があると、それらはその電荷をまわりの空気に放電し、それを“イオン化”し、そしてそのとき、それはその電源から流出し、正しくセットアップされた近くの“コレクター”の表面に向かって流れることで推進力になる、ということで新しいものではないかもしれませんが今まで困難だったのはなんといってもイオンなど電離したものが常温常圧で平均自由工程の観点から推進力で使うことが非常に難しかったのと電離するための電圧=4万ボルトを引火するのが難しかったというのもあるのでしょう。

ドローンのような小型な飛行物体を置き換えることの可能性はありそうですし大型の飛行機でもハイブリッドの推進機構として使えるのかもしれません。

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仕事は半導体デバイス開発。 趣味としているEnduranceスポーツと 日常の出来事を綴ります。

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