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アンデスなんです


名古屋市博物館でアンデス文明展が開催中。今日はアルパカがやってくるとの情報で行ってみました。アンデスと言えば…マチュピチュの遺跡、ナスカの地上絵なんかが思い浮かびますがアンデスの文明というのは良く聞くインカ文明以外にも5000年ほど前=縄文時代から500年前付近=江戸時代まで10ぐらいの大きな文明が栄えていたようです。その中の最後を統括したのがインカ帝国でスペインの征服により滅びています。

アンデス地方の特徴はなんといっても自然。海側からアンデス山脈を越えていくのは距離にすると東京―名古屋位の距離なのですが海側は極端な乾燥地域で砂漠が広がっているのに対しアンデス山脈は富士山2個分に近い6000m級の山々それを超えるとアマゾン川に続く熱帯の領域になります。ここまで激しい変化を見せる場所に人が住みついていたというのはすごいものだとは思いますが元をただせば海からの海底隆起によりできた山脈とのこと。であるからして塩分には恵まれていたようでそこが一つのポイントとなったようです。アンデスの語源は段々畑=アンデネスから来ているそうです。このような極端な自然ですが実は食材の起源も多く、トウモロコシやジャガイモ、トマト、唐辛子といったものはアンデス地方原産だそうです。

日本と少し似ていると思ったのは神様が自然に宿ると考えていた点、そして生死感です。アンデスでは死後の世界は並行して存在すると考えていて恐怖というのは不思議と感じていなかったようです。この地方では極端に乾燥していることから死後はほうっておけばミイラになるとのことでミイラそのものを特別なものとして祭っているというのは日本での先祖をまつる感覚と似ています。ただミイラの形で残っているというのは衝撃的でより死後の世界を近く感じていたのではないかと思います。

そしてなんだか土器とかモチーフにされているものとかどことなくキュートな癒されるデザインです。今の時代にキャラクターとして復活させても良いのではと思ってしまうくらい。アルパカもまさに癒し系。

こんな文化を持っていたアンデスの人たちですが不思議と文字は残されていないようです。記憶は主に伝承や土器の表現、キープという紐に結び目をつけたもので表現していたらしく、逆にすごく頭は切れていたのではないかと思ってしまいます。このような文化を創った経緯がどこにあったのかははっきり言うことはできませんがこの険しい自然が自然への経緯と自身の活動に対する戒めにもつながったのではないかと思います。 ちょっと不思議な文化であるアンデス。いつか訪れる機会があることを期待したいと思います。

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仕事は半導体デバイス開発。 趣味としているEnduranceスポーツと 日常の出来事を綴ります。

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