
The Human Cell Atlas – Aviv Regev
人体を構成する推定37兆個の細胞を網羅するカタログをつくるプロジェクト「ヒト細胞アトラス」が進められています。一つひとつの細胞で活性化している遺伝子を解読し、異なるタイプの細胞が体のどこに存在するかを特定し、細胞間の分子のやりとりを解明する壮大な計画。どの細胞がどの機能を有しているかというのを特定して人体生理機能の非常に正確なモデルを作ることで、細胞の機能の特定から新しい医薬品の発見と試験を加速できるという目論見だそうです。これが出来るようになってきたのも分析技術の進歩のおかげというのもあります。すべての細胞が、健康な人においてはどこでどう機能しているかを示す参照マップがあれば、患者の組織と比較し、問題を特定することに繋がるわけで細胞版のゲノムプロジェクトみたいなイメージでしょうか。
17世紀、ロバート・フックが顕微鏡下のコルクの薄片を覗きこみ細胞を発見しましたが観察も発展し、ついに解析という領域まで到達。非常に期待の持てる話だと思います。
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