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未来企業

未来企業 レジリエンスの経営とリーダーシップ
クリエーター情報なし
プレジデント社

英題名がThe Keyなのですこしタイトルが異訳過ぎるような気もしますが、名著「ワークシフト」の企業版といえばわかりやすいかと思います。ワークシフトでは未来の仕事への影響を論じたのですがであは企業がどのような活動にどのように取り組みべきか、どのような企業文化が望ましいのか、リーダーの要件とは?といった観点でまとめたのがこの本です。最も重要な能力のキーワードとして「レジリエンス」というのが取り上げられています。あまりなじみがないですが負荷がかかったものが元に戻る力ということでこの本ではストレスからの回復力、災害時の復旧力、困難な状況への対応力といった定義で使っています。この本ではこのレジリエンスを世界、企業、個人という3つの領域に分けて
・内なるレジリエンスを高める  :働きやすさのための柔軟性、社内でのネットワークづくりが重要
・社内と社外の垣根を取り払う  :地域社会のニーズを満たすor社会活動で連帯感を高める
・グローバルな問題に立ち向かう :ステークホルダーの見極めと協力が重要
といった形にフォーカスして進んでいきます。
グーグル、IKEA、ザッポス、P&Gなど揚げだしたらきりもないですがふんだんに企業事例も紹介されています。
そしてそれらの最後にリーダーシップの話が来ます。始めに重要な要素として「知行合一」が出来ているか?
正確な自己認識を基に「内省」し、それを行動にフィードバックできているか?という点に着目し、
リーダーを目指す人にとって以下のようなやり方を取り上げています。
1.「組織の周辺」を経験させる    ノボノルディスク事例
2.「厳しい試練」を与える      ユニリーバ事例
3.内省と対話を促す         スタンダートチャータード銀行事例
ただバーバラ・ケラーマンの以下の文章に引用されていたようにリーダーとしての在り方は難しくなっていると思います。
「リーダーシップは時代遅れとなる可能性がある。リーダーが時代遅れとなるのではない。リーダーはいつの時代にも存在するがフォロワーシップとしより重要な存在としてのリーダーシップはもう古いのである」
考えてみればインターネット、SNSの発展で今や誰もが情報を発し出来る立場にあり、爆発の起点になる可能性があるわけでリーダーシップで制御するというのは古典でいかに「賢い群衆」をまとめて活用するかという能力が求められるのだと思います。

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仕事は半導体デバイス開発。 趣味としているEnduranceスポーツと 日常の出来事を綴ります。

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