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寿命100歳以上の世界


今日は寒気の影響で天候は不安定。日中は雷ゴロゴロ、にわか雨が降りました。ある意味夏らしい日です。

寿命100歳以上の世界 20XX年、仕事・家族・社会はこう変わる
クリエーター情報なし
阪急コミュニケーションズ

2014年版「世界保健統計」によると、12年の日本人の男女合わせた平均寿命は84歳で前年に続き世界最長。男女別で見ると、日本の女性の平均寿命は87歳で首位。男性は80歳で8位。とのことで日本は言わずと知れた長寿国です。平均寿命がこれの約2倍にも近い150歳になった時に社会にどのような変化が起きるのかというのを予測した本です。 ここまで寿命が伸びてきたのは平和になったということや食べ物の安全性、衛生状態、医療の進歩によるものがおおきいでしょう。一方で人為的な延命に対しては批判があるのも事実。ではどこまでが許されてどこまでが許されないのか? 今後、医療関係の研究や再生医療といったものが進むにつれて生に対する係り方はこれからも議論になるところだと思います。個人的には自然に任せず無理やり?延命しようという立場にはあまり賛成できていなかったのですがそれは長寿化での明るい未来が描けないというのが一つの要因でした。
 この本での生に対するスタンスは一貫して前向きに立ち向かって延命を目指すという視点。日本では人口が減少する中の高齢化ということであまりポジティブな話は聞かれません。晩婚化に伴う少子化でお先真っ暗ということなんですがこの本では高齢出産に対してもテクノロジーの進化で対応しようという目論見です。
長寿化という視点で見てみれば与えられた時間が長くなり人生が多様化するということになるのでしょうし、出産の自由度が上がるのであれば仕事も人生の中で2部構成となり結婚はより仕事を確立してからというスタイルが台頭するようになるかもしれません。また時間的に余裕がある分社会的に貢献するという姿勢が増える可能性もありそうです。
実際今のままで寿命が延びてもあまりいいことは無いのですが社会制度や仕事もついて来れば案外悪いことではないのかなと思わされました。
 倫理化の面があったとしても長く生きたいというのは元来の人間の願望でもあるので技術が進むことは規制するというのは得策ではなくいかに活用していくのか覚悟を迫られているのは自分たち自身のような気もします。

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仕事は半導体デバイス開発。 趣味としているEnduranceスポーツと 日常の出来事を綴ります。

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