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「自分の意見」の作り方


いよいよ5月も終わり。
今日は空気が入れ替わったのか蒸し暑く、夏がまた一歩近づいてきた気がします。

世界のエリートが学んできた 「自分で考える力」の授業
クリエーター情報なし
日本実業出版社

 自分の受けてきた教育というのはどうしても「正解主義」出会ったような気がします。テストで全てが判断されるので仕方がないのかもしれませんがいわゆる討論を戦わせるというのはあまりやったことはありません。部活や生徒会といった場面では運営というところでそういうところもあったかとは思うのですがどうしても自分の意見を持つという習慣がないのは文化的なものもあったのかと思います。まあ紋切型的に「暗黙の了解」や「遠慮」が美徳とされる文化的な面もあるでしょう。

 ただ社会に出るとリーダーとして求められるのはそれの正反対の素質で自分の意見を持って引っ張るという能力です。また当然ながら言われたことをやるだけでなく何を必要とされているのかt理解し、自分から行動することが望まれます。こういう観点からすると教育と実際必要とされる能力というのにギャップを感じるのは自分だけではないと思います。この本はそんな自分の意見を持つための考え方を指南した本です。筆者は英語教師ですが欧米人と日本人の英語の会話の中身の違いからそのそもの考える力に立ち返って教育するようになったとのこと。TEDxTOKYOにも出演されています。
 簡単に言ってしまえば意見を持つというのは「その考えかたに至った根拠をしっかり持っており、他人に説明できる」ということです。
それを肉付けするための手法として
・自問自答したり
・視点を変えて考えてみたり
・一人で弁証してみたり
・実際に実現した時のことを予測してみたり
というやり方が紹介されています。
さすがに毎日、ここまで噛み砕いてやることはできないかもしれませんがここぞという時にはこれだけ分解すれば意見というものが形作れるもの。

 仕事でも作業で終わるのかメッセージを出すのかというのは大きな違いです。
単なる報告は意味がないものと感じるのですが自分としても根拠のある意見をきちんと出すことを意識して行きたいと思います。 
でもやっぱ自分の意見をきちんともててないなあと感じさせられる本でした。

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仕事は半導体デバイス開発。 趣味としているEnduranceスポーツと 日常の出来事を綴ります。

2 Comments on “「自分の意見」の作り方

  1. 多様性
     自分の意見を持つことも大事ですが、自分が指導者になったとき、自分の価値観を言っても、人様(例えば部下)にもそれぞれの意見があると思います。説得して動かせればいいですが、その人にはその人の特性がある。

     集団で仕事をするのは難しいし、強い組織を作れるリーダーというのは、本当に難しい仕事だと今は思います。

  2. Unknown
    全くですね。個性を生かすのと統制を取るというのは対極にあるようなところはあるのでバランスを取るのが理想なのでしょうが… よっぽど一匹狼でやっている方が簡単と感じます。

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