Training

スマホ化する車


気持ちの良い天気の一日でした。今週は大きな予定無く、6月の蒲郡大会に向けて準備を進めています。

アップル、グーグルが自動車産業を乗っとる日
クリエーター情報なし
洋泉社

日本の産業の中でも「勝ち組」のうちの一角である自動車産業ですが100年に一度という歴史的な転換点に向かいつつあるとのことで警鐘を鳴らしたのがこの本です。
それが「次世代テレマティクス」という分野です。テレマティクス=情報通信とインフォマティクス=情報工学を組み合わせた言葉でカーナビなどの車載器とスマートフォンなどの情報端末を連携させてリアルタイムに情報やサービスを提供するシステム全般のことを指します。
簡単に言えば車とインターネットの融合ということでここ20年ぐらい開発が進められてきた分野ではあるのですがここ数年でグーグル、アップル、マイクロソフト、インテルという巨人が本格参入し始めており、車載OSの覇権争いが進んでいます。
 車載の危機という面では日本の車にはかなりカーナビが普及しましたが実は日本だけで売れているガラパゴス商品。世界的にはPNDが主流でしたがここにきてスマホの普及が進んでカーナビ自体もスマホを利用したものが主流となりつつあります。日本もカーナビメーカーが注力して取り組んではいますが旧来の車載器を中心としたシステム売りから転換を図れるのかがカギになると思われます。実際つながることのメリットというのは自身が情報を得られるだけれなく自社の情報も提供出来る双方向通信にあります。車の走行情報データが吸い上げられるようになったその先にあるのが自動運転技術というわけです。
 日本の企業はどうしても車載器普及していることからそれをベースとしたシステムを考えてしまうのですが新興国を考えればスマホそのものを中心としたシステムとなるのは当然の流れ。特に車載器ビジネスが成り立たないところをIT企業が狙おうとしているのかと思います。将来的な自動運転までを踏まえてテレマティクスの分野の振興を考えていかないとまたもや時代に乗り遅れて失敗となる可能性があります。重要なのはどこまでを自分たちでやって何と連携させるのか?そして何で儲けるのかという戦略なのだと思います。自分はというと…確かに高級カーナビなどはあまり興味ありませんでした。いまのところ特に車内でインターネットを使って情報を得るというのは特にやってませんが次の車に買い替えるころにはそういう流れには乗ることになるのかも。

Please follow and like us:

仕事は半導体デバイス開発。 趣味としているEnduranceスポーツと 日常の出来事を綴ります。

2 Comments on “スマホ化する車

  1. 自動車産業
    自動車産業は「勝ち組」の一角ですね。マツダやスバルはスタイリッシュな容姿が先進国の富裕層に受け入れられ、好評だと聞きます。スマホなどの電子機器はどんどん進化し、他の産業に進出する機会は増えそうですね。

     アジアの都市圏の渋滞をテレビでよく見ますが、代替の交通手段ができたり、発展途上国でも人々の意識が「車よりエコ」になる日が来るのかな、と考えます。

  2. Unknown
    いまのところはそうですね。
    どうしても国内市場というガラパゴスが存在することが吉なのかどうか? これからも要注意と思います。パワートレイン及びこの話で特に今は変革の時期ということもあり。
    自動車は特に裾野が広い産業ではあるので失速による悪影響がないか懸念されます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です