Books

ケルベロスの肖像


快晴でした。日中はそれなりに気温も上がり、春が近づいてきていることを感じさせます。
公園では一足お先に十月桜が咲いてました。

【映画化原作】ケルベロスの肖像 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
クリエーター情報なし
宝島社

あらすじ 東城大学病院を破壊する―病院に届いた一通の脅迫状。高階病院長は、“愚痴外来”の田口医師に犯人を突き止めるよう依頼する。厚生労働省のロジカル・モンスター白鳥の部下、姫宮からアドバイスを得て、調査を始めた田口。警察、法医学会など様々な組織の思惑が交錯するなか、エーアイセンター設立の日、何かが起きる!?

チームバチスタシリーズの最終作です。1月に文庫本化されたのでいまさらながら読んでみました。
文庫本版として単行本には未掲載の掌編が記されています。
最終作だけに今までのシリーズの履歴がある程度あたまに入っていないと?となるところが多いのですがリズミカルな物語展開はやはり健在で楽しめる内容でした。ただストーリーの展開としては謎解きという形よりはダイナミックに物語を収めてみたというような印象も受け、少し読み手側としては不完全燃焼の感はあります。 最終章と言いながらもこれからも続けられなくはなさそうな伏線あり。 もちろん筆者のバックグラウンドということもあるのですが相変わらずAi=(Autopsy imaging)死亡時画像診断の正当性と普及を推進したいというメッセージが仕込まれています。個人的にはさらに普及を進めてほしい技術であるように思います。法医学と対峙するように描かれたりするわけですが今後は死因解明の有用な手段の一つとなるものでしょう。日本は実にCT好きな国です。医療分野におけるCTの保有台数はここ数年、1万数千台を維持し、経済協力開発機構(OECD)の2009年調査によれば、人口百万人当たりの台数は92.6台で、2位のオーストラリア56.0台、3位米国の34.3台を凌駕しています。そもそも検査での被爆が問題となるわけですが死亡診断であればそういった危険を抜きに有効な活用手段となるわけで有効活用の一つと言えると思います。

Please follow and like us:

仕事は半導体デバイス開発。 趣味としているEnduranceスポーツと 日常の出来事を綴ります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です