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平成大家族


やや天気が悪く本日予定されていた運動会は延期に。ただ結局、名古屋は雨降らず。その分湿気は強くやや過ごしづらい日でした。

平成大家族 (集英社文庫)
クリエーター情報なし
集英社

小さいおうちで直木賞を受賞した中島京子さんの本。
三十路のひきこもり息子と90歳過ぎの姑と共に、静かに暮らしていた緋田夫婦。ある日突然、破産した長女一家と離婚した次女が戻ってきて、4世代8人の大所帯に!物置に閉じこもる孫、離婚後に妊娠が発覚した次女、戦中の記憶と現在を混同する姑…平穏を愛する当主・龍太郎の思いをよそに、次から次へと騒動が押し寄せる。悩み多き一家の姿を軽妙に、時にシニカルに描く。
自分が学生時代のころは日本は核家族化が進んでいるということを叩き込まれさらには核家族から個人世帯が増えつつというのが現状。となると大家族で住むというのは非常に貴重なことなことだと思います。
ただ子供の面倒とか食費とかを考えると非常に効率的なのは事実です。
 この本は引きこもり、離婚、破産などを抱えて望まずして大家族になってしまった一家の奮闘記です。
物語ながらありそうな問題が詰め込まれていて現実感があるのが面白いところ。これだけ複雑な背景が入り組んでいる物語ながら語り手を変えてリズミカルにストーリーが展開していくので飽きさせない内容。
いわば今の社会的な問題の縮図が取り込まれた形となっており、これだけのボリュームが集約されているので読みごたえもあります。

離婚に関しては結婚件数の1/2程度離婚が生じているということなので珍しいことではないでしょうしどんな企業にとっても倒産とは常に隣り合わせの事態でしょう。大企業であってもいつリストラにあってもおかしくないのが現状です。事実は小説より奇なりとも言いますがこんな事態は珍しくは無いのかもしれません。 実際子供を持つようになってサザエさんのように大家族で暮らせるというのは非常に貴重であると感じます。通勤圏を含めて一致した場所に住めるというのはなかなか無く・・・
共働きだと子供が体調崩したりというのは日常茶飯事なので昔の家族形態というのは理にかなっていたのかもしれません。

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仕事は半導体デバイス開発。 趣味としているEnduranceスポーツと 日常の出来事を綴ります。

2 Comments on “平成大家族

  1. 通勤圏
     ずっとエンジニアをしてきて、エンジニアは研究所や工場がある場所に勤めますが、病院勤めの方や教員などは、自分の出身県で仕事があるのを羨ましく思っていました。

     大きな仕事をするには、国を出るくらいの気合いが必要なのかもしれませんが。。

  2. Unknown
    確かに手に仕事があるというのは素晴らしいことですね。ハングリー精神ということを考えると何が良いのか何とも言えないところはありますが・・・

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