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下山の思想


寒い日が続きます。今週は東海地方でも積雪で車使えず2日間は電車+通勤Runとなりました。
雪国のことを考えるとまだ恵まれているものですがそれでも交通機関は大混乱となります。

今日はやや残雪ある中を庄内緑地までお散歩に。ロウバイが咲いてました。季節は少しづつ進んでいます。

下山の思想 (幻冬舎新書)
クリエーター情報なし
幻冬舎

登山をすればだれもが下山を体験するものです。国の繁栄も似た様なものだというのは歴史がある程度教えてくれるものです。 日本はこれでもかという成長を経験してきただけになかなかその呪縛から逃れにくいものですがそろそろ山を降りる時期に来ているはずというのがこの本の原点で後はその下山をどのようにうまくやりくりするのかがとわれているというのがこの本の主張です。誰もが気づいているのだけど気付かないふりをしているのか社会制度や公共機関、設備の整備計画は右肩上がりをいまだ想定しているものが多数あるように思います。

下がる、下降する、減少するというのはどうしても負のイメージが付きまといますが登山のことを考えてもわかるようにむしろ重要で注意すべきなのは下る時なのでしょう。これまではひたすら富を追いかける時代だったわけですが下山の時代にはそろそろものさしを変える必要があるように思います(いわばパラダイムシフト)。 これからは心の充実感、幸福感を求めるようになるはずです。マラソンや自転車、トライアスロンといった持久系で達成感の味わえ、自分の限界に挑戦することの出来るスポーツが盛り上がりを見せているのはその流れなのでしょう。 ただそれは決してマイナスなことではなく成熟した国としての作法が問われていることだ思います。特に日本は平均寿命も長く、世界の中でももっともいびつな高齢化社会を迎える国になるわけでどのような立ち振る舞いをするかは世界から注目されているところです。
次の登山に向けて他の国に参考にされるような優雅で余裕を持った下り方が目指したいと思います。

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仕事は半導体デバイス開発。 趣味としているEnduranceスポーツと 日常の出来事を綴ります。

2 Comments on “下山の思想

  1. 幸福感
    >これからは心の充実感、幸福感を求めるようになるはずです。

    大事ですね。心の充実感を得るためにはある程度の時間とお金があれば、その人次第という気がします。ただそれも難しいのが日本。

     ドイツの特集をやっていて、消費税が19%だが、小学校から大学まで学費無料、医療費無料。そこまでやれば安心感はでるかもしれませんね。ただドイツも少子高齢化で制度維持に頑張っているみたいですが。。。街の人へのインタビューで「満足しています」と答えた人が多かったことが印象的でした。

  2. Unknown
    日本もそういった精神的にも成熟した国として成長できるのかどうかですね。どちらかと言うと個人主義でなく調和を求める日本の文化というのは節度を保つと言う意味ではいい方にも行きそうな気がするのですが・・・ 

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