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神様のカルテ


今日でお盆休みも終了です。
暑さの厳しい休日でした。夏らしいと言えば夏らしいですがそろそろ涼の気配が聞こえて欲しいところ。
週末には和らぐと言うことなので期待です。

神様のカルテ
クリエーター情報なし
小学館

勤務5年目の内科医師、栗原一止(いちと)は、医師不足の中、「24時間365日対応」の本庄病院で激務をこなしていた。家に帰れば、カメラマンの妻、アパートの風変わりな住人たちとの温かい暮らしがあったが、多忙のあまり、最初の結婚記念日も忘れる始末。ある日、大学病院から見放された末期がん患者、安曇雪乃が現れる。安曇と触れ合う中で、一止は医療とは何かを考え始める。そんな時、大学病院に勤めないかという誘いが…。

海堂さんと同じように現役のお医者さんによる作品、コミックや映画化(8/27公開)なども行われており、非常に人気のある小説です。第10回小学館文庫小説賞を受賞。2010年に本屋大賞2位。実体験に基づいているらしい作品でフィクションと言いながらノンフィクションに近い部分があるのでしょう。おそらく感じていることはほぼそのまま代弁されているのかと。事実は小説より奇なりとも言いますが体験しているからこそ輝く、生死の間の医療の物語は特にそのことを感じます。全体として医療ドラマを交えながらも人と人とのつながりの大切さを描いた心温まる内容で満足です。筆者が夏目漱石ファン(特に草枕が出てくる)とのことで主人公が言葉遣いや生活含めてややクラシカルな感じで描かれているのも一癖あって面白いところ。映画の前に一読をお勧めします。

写真はモンブラン。

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仕事は半導体デバイス開発。 趣味としているEnduranceスポーツと 日常の出来事を綴ります。

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