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ニライカナイから届いた言葉


日中は25C近くまで上がり日向では夏の気配を感じる一日でした。

ニライカナイから届いた言葉〈声に出して味わいたいウチナーグチ〉
クリエーター情報なし
講談社

石垣島空港にて手に入れた本です。ニライカナイというのは沖縄地方における理想郷のことで遠い東の海の彼方、または海の底、地の底にあるとされてます。まあ極楽のようなものでしょうか
三線をやっていても感じるのですが沖縄の方言というのは下手したら英語よりも難しく、他の地方の方言のようにある程度予測できるようなものではありませんがその分、意味を知る喜びもあります。 この本は沖縄、特に筆者の住んでいた伊平屋島で受け継がれている教訓=「黄金言葉(くがにくとぅば)」を筆者の実際に体験したエピソードと共にまとめたものです。 今の日本領の中ではもっとも他国からの侵略を受け、現在の基地問題を含めてかき回されてきた沖縄であるからこそ伝わっている言葉も多くあります。同じ日本人として違う民族とまで行かないにしてもここまでバックグラウンドが異なってくるというのは不思議な気分がしますがまず関心をもって知ろうとすることから始まると思います。 
「命どぅ宝」… 最後の琉球国王であった尚泰王の発したとされる言葉。命こそがもっとも大切だという伝えは地上戦で多くの命を失った沖縄では特別の意味を持っています。起こさないために何が出来るかが今後の課題です。
「行逢りば兄弟」・・・一度会えば兄弟のようなもので何の隔たりもないということ。横のつながりの強い沖縄らしい言葉。都心ではもうすでに失われてしまっていることが多いはず。
「木ぬ青さる間どぅたみらりーる」・・・鉄は暑きうちに打てと同じように木も若いうちには曲げることが出来るということ。
「綱余いや使りしが、言葉余いや使らん」…綱は余ったら使えるが言葉は余っても使い用無し→しゃべりすぎ、言いすぎは損をするということ。
「てぃんさぐの花や 爪先に染みてぃ うやのゆうし事や 肝に染みり」
習っている三線の曲の歌詞より ホウセンカの花は爪先に染めて親の言うことは心に染めなさいということ
その他いっぱいあります。沖縄の心を少しでも感じることの出来る本でした。お勧めです。 

 

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仕事は半導体デバイス開発。 趣味としているEnduranceスポーツと 日常の出来事を綴ります。

2 Comments on “ニライカナイから届いた言葉

  1. ありがとうございます☆
    ご購入、ありがとうございます!!
    著者です。同年代のようで嬉しいです。

    よければ、どうして手に取って頂いたのか、
    教えて下さい。
    あと、2冊目が出版されましたので、
    よければ、見てみて下さい(^-^)
    宜しくお願いしますm(_ _)m

  2. Unknown
    まちゃみさん
    まさか筆者からメッセージいただけるとは思っておらず光栄です。たまたまですがトライアスロンで行った石垣島の空港でおいてあったので少しでも沖縄の文化に触れたいという思いで読んでみました。
    2冊目も買ってみます。楽しみにしています。

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