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富士山頂にレーダーを


休日出勤の一日。天気が悪いからいいやと思っていたら昼前から急速に天気も回復し昼休みには工場外周で走れる陽気に。

富士山頂 (文春文庫)
新田 次郎
文芸春秋

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あらすじ…三七七四メートルの富士山頂。ここにレーダーを設置できれば、南方八百キロメートルに近づいた台風をキャッチできる。気象庁側器課長の葛木は台風の被害を少しでも減らすべく、富士山レーダーとりつけを拝命され全身全霊を傾けて挑戦する。 

まさに新田次郎さんの自伝と言うべき小説、1970年には映画化。プロジェクトXにおいても第1回で取り上げられています。新田さんは昭和7年に気象庁に入ってその後12年にわたり400日ほど富士山観測所に勤めていたとのことで富士山の厳しさを良く知る人間だったと思われます。 その新田さんが技術者として最後の精魂を尽くしたのがこの富士山にレーダーを設置するという一大プロジェクト。第1部で着工前の予算獲得、獲得後の作戦擁立。第2部で検せと途中の出来事、第3部で建設後のエピソードと言う構成になってます。面白いのは単なる事業の感性までのエピソードだけでなく予算獲得や企業選定にいたる際に社会的な背景間でも垣間見れること。
取材でなく自分がリーダとしてに係った事業であるからこそ書けたこともあるのだと思わせられる内容でした。そして再び富士山に行きたくなりました。来年の夏はなんとしてでも行きたいと思います。

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仕事は半導体デバイス開発。 趣味としているEnduranceスポーツと 日常の出来事を綴ります。

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