Books

剱岳 点の記

台風接近中です。 三重県はほぼ直撃になりそう。激しい風雨が窓ガラスを叩いています。

劒岳―点の記 (文春文庫 (に1-34))
新田 次郎
文芸春秋

このアイテムの詳細を見る

あらすじ・・・日露戦争直後、陸軍に属する陸地測量部・三角科の若き精鋭、柴崎芳太郎にある厳命が下される。「劒岳に登頂セヨ」。当時の常識では越中・劒岳は登路がなく人が登れない山と考えられ、また登ってはいけない死の山と恐れられていた。限られた時間と予算、厳しい自然環境、冷ややかな地元の対応、困難な状況の下、柴崎の苦闘が続く。同じく初登頂を狙う日本山岳会の存在も気になるところだ。タイムリミットが近づく中、ついに山頂へと続く隠されたルートが見つかった。

新田次郎さんの名作。あとがきにも書かれていますがこの作品は自分で題目を出してきたと言うより編集者の熱意により実現した小説のようです。ついに映画化され、見たかったのですが見る機会を逃してしまったので小説を読んでみました。 

単なる登山日記でなく三角点設置と測量という仕事の使命と初登頂という栄誉の間でゆれる心の描写がうまく描かれています。それにしても測量や三角点を設置する仕事と言うのはこんなに大変だったのかと驚きました。何気なくインターネットでただで地図が見れるのも影にはこんな苦労があったのかと言う驚きがありました。

劒岳は立山の奥にあり日本の山の中ではもっとも難易度が高いとのこと。新田さんもこの小説を書く際に64歳にて登頂したとのことであとがきに体験談が載っています。

Please follow and like us:

仕事は半導体デバイス開発。 趣味としているEnduranceスポーツと 日常の出来事を綴ります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です