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財務3表 分析編


今日も湿度が少なくこの時期としては快適な日でしたが体はこのところの練習の疲れで痛んでいたので軽めの練習に。

財務3表一体分析法 「経営」がわかる決算書の読み方 (朝日新書)
國貞 克則
朝日新聞出版

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先日の財務3表一体理解法に続き分析編。特に仕事で会計に係るのでなく分析が出来ればよいのであればこちらのほうがより役立ちそうです。

理解法で学んだ財務3表、損益計算書(PL)、貸借対照表(BS)、キャッシュフロー計算書(CS)を用いて会社の状態を分析する手法を解説した本です。
分かりやすいのは実例が取り上げられていること。そして3表同士のつながりを含めて俯瞰して見れるようになっていること、会社の原則であるそのようにお金を集め何に投資をしてどれほどの利益を上げているかという原則に基づいて書かれていることかと思います。

分析の手法として用いられるパラメータとして
1.ROE   …当期純利益/純資産合計 集めたお金からどれだけ利益を上げているか、分かりやすい指標。自己資本比率が高くなれば逆にROEは低くなってしまうということもあり単純に多ければいいものではないが基本的には高い方が収益性が良いということ。
2.レバレッジ比率 …有利子負債/純資産合計×100
  基本的には他人資本と自己資本の比。
  資産を獲得するための「長期資金」を自己の資本で行ったか他人の資本で行ったかをあらわす数字。
3.総資本回転率  …売上高/総資本
         どれだけ資本を有効に使って売り上げを得ているか。
4.当期純利益率  …当期純利益/売上高
         売り上げの中の利益
が上げられています。

その他の指標…
 流動比率:流動資産/流動負債 
     100%以上で無いということは1年後は支払いの方が多い
 自己資本比率:高い方が健全経営

また理解する時のポイントとしてBSとPLの縮尺を同じにして並べてみるというオリジナルの手法を打ち出しています。これはBSとPLの高さを比較することにより集めてきた資金をどれだけ効率的に売り上げに変えているかを直感的に分かりやすくするため。 これらの指標の分析は単体での比較でなく同業他社との比較によって見えてくるものがあるのである程度数をこなしていくことが重要に成るかと思います。この本でも自動車、電機、金融などの会社の財務諸表を実際に比較しています。あとは一時期でなくある程度のスパンを持って比較してみて会社がどのような努力をしてきたかというのも今後の成長性を見るための重要な所です。

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仕事は半導体デバイス開発。 趣味としているEnduranceスポーツと 日常の出来事を綴ります。

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