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メディア・バイアス


今日は職場の方に誘っていただいて野球の練習に参加した。ソフトボールでなく野球というのは何年ぶりだろうか? 持久系と違って野球では一瞬の判断と行動が重要になる。自分に足りないのはこういう能力かも知れない。

メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学 (光文社新書 (298))
松永 和紀
光文社

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水からの伝言というサイトがある。水の入った瓶に「ありがとう」もしくは「ばかやろう」と書いた紙を張っておくと「ばかやろう」と書いた方は水の結晶が汚くなるらしい。この教訓からきれいな言葉をつかいましょう。というのが主張だ。とんでもない「ニセ科学」だがこの話が学校の道徳の授業に使われているという。コミュニケーションを円滑にするために言葉遣いに気をつけようというのはもちろんわかるが科学的に説明できないことを例に使うのはおかしい。

そもそもメディアとしては分りやすいニュース、悪いニュースというほうが面白い。であるからこそ短絡的な報道には気をつけなくてはいけないというのがこの本の主張である。

食品添加物の危険性に関するで言えば図のような使用量の規定がある。
複数の生物種に対して調べられた無毒量(NOAEL:この量以下では一生涯、毎日摂取(暴露)しても、病気などの悪い影響が出ない量)の1/100をADI(:人が一生涯にわたって毎日摂取し続けても、健康に影響をおよぼさないと判断される量)と定義しているわけだ。

危険と分ったと報道される実験においてADIを大幅に超えた量を与えた結果を議論していないか?
結局、自分で調べていくか信頼できる人間を見つけるしかない。
筆者が信頼できる情報としてあげているのが国立医薬品食品衛生研究所の研究官の畝山さんの書かれている食品安全情報Blog。もちろん専門的な内容だが短く説明がつけられていて分りやすい。元ネタへのリンクもあるのでさらに詳しく知りたければたどれるようになっている。

上の本を読んで下の本を読むとあまり信用できないことが分る。
そもそも加工食品なしに生活をしていくというのはあまり現実的ではない。
自炊を出来ない環境にある人もいるだろう。
危険性のある加工食品を食べないようにしようという筆者の主張には同意できるが
どの程度まで許容されるのかという観点でも書いてほしかった。

脱コンビニ食!―健康長者をめざす食生活のヒント
山田 博士
平凡社

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仕事は半導体デバイス開発。 趣味としているEnduranceスポーツと 日常の出来事を綴ります。

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