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誰がニートなの?


1.働く意欲のない若者はここ10年で大幅に増加した。
2.ここ30年で若年者の凶悪犯罪が大幅に増加した。

上の文章が間違っていないと思う人はこの本を読んだ方がいいです。

「ニート」って言うな!

ニートという聞きなれない言葉が使われだしたのは2004年。あっという間に流行語のようになりました。ニートはNEETと書きます。 もともとはイギリスから来た言葉で15-17歳の学生でもなく働いてもいない若者のことを指します(失業者を含む)。 日本での定義は15-34歳であり失業者は含みません。

統計の中でのニートは非求職型と非希望型に分けられます。多くの人がニートに抱いているイメージというのは典型的な引きこもりの状態であ、りここでは非希望型に割り振られるのですが、実は非希望型の人数自体は増えていないということが紹介されています。さらには非求職型には勉強中、留学準備中、療養中などさまざまな状態の人が含まれていてひとくくりに語ることが出来ないということが指摘されています。 それよりも深刻なのは失業者やフリーターの増加だといいます。 
ニートという概念を一部の意欲のない人間や凶悪な人間のイメージとして拡大解釈させてしまうことによって本来の就業問題をぼかしてしまっているような気配があります。

自分も恥ずかしながらマスコミの報道するイメージだけにとらわれすぎていた面があり、ニートの誤った概念というのには気づいていませんでした。 
この本はいかに言論や世論がマスコミや政治家から形作られてしまうか教えてくれます。 

ちなみに第3章「ニート論を検証する」は東北大建築学科の学生が書いています。

*今日の練習*

朝 RUN jog35分

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仕事は半導体デバイス開発。 趣味としているEnduranceスポーツと 日常の出来事を綴ります。

3 Comments on “誰がニートなの?

  1. お邪魔します
    私はもう何年も金銭を稼いでいません。40才を過ぎて未だ親に金を分けて貰い実家で暮らしています。
    でも、やりたい事があるし、その為には金を稼ぐ時間など勿体無いし、いつの頃からか、親との間に無言の信頼関係ができました。
    財が余っている人達は、若者を援助して、彼らの人生を応援するべきだと思いますね。
    結局、金持ちが何処までも欲深くなっちゃったんですよ。
    で、彼らから票を買う政治家もバカになったんでしょう。

  2. NEETって
    定義上は選挙に落選したながらも精力的に活動する議員や
    会社を辞めて新しく起業する準備をしている人をも含みうるんですよね。
    何でも、楽天の三木谷社長はMBA取得後、約2年くらいNEETだったらしいですし。

    NEETの問題点を指摘するのも重要とは思いますが、
    同時にNEETが一人一人違い、非常に多様性を持っていることを
    考えるべきなんでしょうね。
    どちらかというと、もうちょっと緩いイメージで、
    ちょっぴり長めの夏休みとでも捉えるといいのかも知れません。
    まぁ、宿題の〆切は決まってないので、
    場合によっては「終わらない夏休み」になりかねないですが。

  3. Unknown

    >Mチャンさん
    人それぞれの生き方があるのは当然のことだと思います。自分が理想だと思っている生き方はありますがそれがずべての人にとっての最良の価値観ではないでしょう。 大切なのはまずお互いを尊重し認め合うということだと思います。 人生は結局振り返ってみないと何が良かったというのは分からないものですしね。

    たしかに最もいいお金の使い道は次世代に投資することなのかもしれませんね。次世代の人間が私たちを支えるわけですから。

    >Miuさん
    たしかに問題なのはNEETがネガティブなイメージだけにとらわれてしまうことですね。毎日の生活に流されるのではなくゆっくり時間があるときほどきちんと考えられるでしょうから。 

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